不動産投資

とうとう新築狭小アパートが近所に建設!

以前、僕の所有している山手線某駅(豊島区)の1Kアパートの客づけが厳しくなったことを書いた。その理由は近隣に乱立している新築狭小アパートだと述べた。

しかし、とうとう近所に新築の狭小アパートが建つことになったのだ!この物件とほぼ同じスペックの物件が過去にYahoo不動産に記載してあったので、以下に添付する。

物件のスペック

ロフトが付いてはいるが、部屋の広さは11m2程度である。1畳あたり3.3m2だから、3畳程度しかないことになる。昔、家賃の安いおんぼろアパートの代名詞と言えば、4畳一間の風呂無しだったが、それよりも更に狭い。部屋の中にトイレ、バス(シャワーブース)、キッチン、洗濯機置き場がぎゅうぎゅうに詰め込まれているため、居住スペースは比較にならないくらい狭いと思える。

興味があったので、内見してみた

11m2の部屋というのを実際に体感してみたかったので、知り合いの不動産会社の社長に頼み込んで、似たようなアパートの部屋を見せてもらった。実際に足を踏み入れて感じたのは、「ここは物置だよね?」という感想だった。ロフトがあるため、かろうじて体を横たえることはできるが、通常の居住スペースには、ロフト用の階段が設置してあるため、大人一人が寝転ぶだけのスペースはない。正直、想像以上の狭さだった。

また、部屋には収納と言えるものが皆無だ。当然クローゼットも押入れもない。そのため、居住者は衣装ケースやタンスを部屋に持ち込む必要がある。しかし、大人一人が寝転ぶこともできない狭さだ。一体、どのような衣装ケースがおけるのだろうか不安に思う。不動産会社の担当者によれば、最近の若者は家電を持たず、スマホ一台だけで満足しているケースもあるという。確かに、かがんでスマホをいじるくらいはできるかもしれない。ただ、テレビを置くスペースはない。あろうことか、机も置けないので、パソコンも使うことはできないと思われる。せいぜい、ちゃぶ台を置くくらいだろうか。冷蔵庫も置けないので、必要なものは都度コンビニで購入することになりそうだ。

恐らくターゲットとなるのは、男性の若者で、単身者だろう。女性は収納が無い時点でこの部屋には住まないだろう。化粧品も置けない。仮に、入居者が決まったとしても、長期間の入居は望めないだろう。僕だったら、きっと1週間が限界だ。

近所に住むものとしての率直な感想

妻とも話し合ったのだが、正直近所に住むものとしては、このような狭小アパートができることには良い思いをしない。理由は、居住者が前述の通り男性の単身者がメインとなり、家賃も安いため、属性の良い居住者にはならないからである。以前、別の場所に住んでいた際に、近隣にレオパレスのアパートが建っていたが、その入居者が夜な夜な友達を連れ込んで、酒盛りをしていた。住宅地だったため、酒盛りの音が夜中に響き渡っていた。また、ゴミ出しのルールもルーズで、ゴミ置き場にはいつもゴミが散乱していた。

誰も幸せにならない新築アパート

近江商人の残した言葉に「三方よし」という言葉がある。商売人、顧客、そして世間の3者が全てハッピーでないと商売は存続し続けることはできないということだ。この狭小新築アパートは通常のアパートよりも利回りが高いため、商売人である大家にとってはハッピーかもしれないが、顧客(入居者)や世間(近所)にとっては決して幸せをもたらすものではないと思う。その結果、入居者がコロコロと入れ替わることになれば、商売人にとっての大家も幸せになれないだろう。こうして、経営するのが難しいことは容易に想像がつく。

人間の欲望には限りがないと言われる。僕自身の経験でもそう思う。最近、不動産投資家の欲望に歯止めが効かない気がする。その増大した欲望の結果、このような誰も幸せにならない狭小アパートが増え続けている。だが、このような商売は長期的には存続しないことは歴史が証明している。僕たちは三方よしの精神を忘れずに賃貸経営に取り組んでいきたいと思う。

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