こんにちはキャリアコンサルタントのJOJOです!
最近、銀行員の方からの転職の相談がめちゃくちゃ増えています!
銀行と言えば、昔から優秀な学生の就職人気ランキング1位が定番でしたが、今年は4位にまで下がってしまいましたね。
その背景にあるのが、次の考えです。
- マイナス金利の長期化で金利収入が見込めず、銀行の収益が頭打ちにあること
- フィンテックが本格化する中、大量の事務作業が効率化され、銀行で大量の人員削減(リストラ)が行われると予想されること
就活生ですら銀行の将来に希望が持てないと感じているのですから、現在、銀行員の方の危機感は相当なものです。
『明るい未来が持てない銀行を飛び出して異業種に転職したい!』
『せっかく転職するのなら、絶対に成功させたい! 後悔したくない!』
と考えている人も多いのではないでしょうか。
銀行員にとっての、転職の成功とは
転職成功の定義は人によって異なりますが、銀行員の方からヒアリングすると以下の回答が多いですね。
- 銀行員としてのキャリアを高く評価してくれる会社に転職できる
- 今と同じ給与水準を維持できる
- 家族を納得させられる知名度のある会社に転職できる
- ルールやしがらみが少ない、自由な職場に転職できる
銀行員の方は、基本的にめちゃくちゃ優秀な人材なんです。
僕は色んな業種の人達から転職や独立の相談を受けますけど、銀行員は全ての業種の中で、1,2位を争うほど優秀。
また、優秀なだけでなく、かなり過酷な仕事をこなしてきている。
朝7:30に出勤して、22時まで残業なんていうハードワークは当たり前。
その上、渉外係だと毎月の数字ノルマが課せられます。
実は、銀行員ほど露骨に営業担当一人ひとりにノルマが課せられている業種って、少ないんですね。証券会社や不動産の営業くらいです。
そんな過酷な環境で働いている銀行員は、自分の銀行員としてのキャリアをしっかりと評価してくれる職場に転職したいと考えてい人も多いです。
また、銀行というと、世間一般ではとても評価が高いです。
他業種と比べると圧倒的に給与水準が高いですし、安定度は抜群。
バブル崩壊直後こそ、北海道拓殖銀行(拓銀)や日本長期信用銀行(長銀)といった日本を代表とする都銀が倒産しましたけど、それ以降はほとんど銀行の倒産はおきていません。
なので、今でも銀行に勤めていると言うと、給料が高い上に、安定していると、とても羨ましがられますよね。
僕も合コンに一緒に参加した銀行員の友達が、女性達からモテモテなのを見ていて羨ましいと思ったことは数知れませんw
そんな銀行員の方は自分で感じている以上に、社会的な信用が高いもの。
そのため、転職の際には、自分だけでなく、両親、パートナーを納得させられるだけの知名度のある会社に転職したいと考える人も多いです。
そんな銀行員の方は転職で成功できるのでしょうか?
結論から言うと、銀行員の方は転職して成功できる可能性が高いです。
ご自分が思っている以上に、銀行員としてのキャリアは転職市場で評価されます。
ただ、残念なことに転職しやすい高属性を持っているが故に、安易に転職先を決めてしまって後悔する方が後をたちません。
なぜならば、銀行員というのは他の業種に比べると恵まれているポジションのため、銀行員の方の転職先への期待値も高いのが一般的だからです。
そのため、銀行員の方が転職する際には、どのような転職をしたら自分がハッピーになれるのか、満足できるのかを事前にしっかりと調査しておく必要があります。
ここでは、銀行員の方が転職を成功させるために、絶対に知っておくべき5つのポイントを紹介します。
1.企業は銀行からの転職者に何を求めて採用するのか
転職を成功させるためには、まずは相手(転職先)のニーズを知ることが大切。
企業が銀行からの転職者に期待する素養は次の通りです。
社会人としての基礎能力が高い
銀行といえば、高い競争をくぐり抜けないと就職できません。
そのため、企業は銀行に勤めていたというだけで、地頭が良いという印象を持っています。
更に銀行の業務は正確さが求められるもの。その業務をこなしてきた銀行員に対しては、企業は次の能力を期待します。
- 論理的な思考能力
- 数字に強い
- 正確な事務処理能力
また、銀行員の仕事のメインはコンサルティングです。経営者を相手に融資や投資の相談に乗り、適切なソリューションを提案する必要があります。
そのため、企業は銀行員に高いコミュニケーション能力も期待しています。
困難な目標を遂行できるタフなメンタル
渉外係であれば、上司から毎月高いノルマが設定されます。
融資契約だけでなく、定期預金やカードローンまで様々なノルマがあります。
そのような過酷なノルマに耐えてきた銀行員は、困難な目標でも達成できる能力があると評価されます。
また、時には不良債権の回収という後ろ向きの仕事もしないといけないでしょう。
資金繰りに窮して、返済を滞納している企業から、従業員の給与を差し押さえてでも資金を回収しないといけない精神的な苦しさは、経験した人でないと分かりません。
そんな厳しい状況でも、情にほだされることなく、クールに銀行としての仕事を完遂できる銀行員は高く評価されます。
豊富な経営知識を持っている
銀行員の顧客のほとんどは企業の経営者になります。
その経営者と互角以上に渡り合うために、銀行員には豊富な経営知識が必須です。
融資先の決算書が読めるのは当然ですし、新たに融資をする際には、企業の収益性とリスクを正確に把握し、その両方を天秤にかけながら、正しい融資判断をしないといけません。
そのため、銀行員、特に渉外経験者は、経営視点と知識があると評価されます。
正確な金融知識を持っている
銀行員がメーカーなどの事業会社に採用される場合は、経営企画や財務部門に配属されるケースが多いです。
転職先の企業が元銀行員の転職者に求めるのは、ズバリ資金調達業務。
銀行員は融資を貸す側の論理に精通しています。
どのような財務体質で、どのような担保が提供できれば、どのくらいの金利で融資を提供できるか。
このような融資に精通した元銀行員は資金調達を一手に任されるケースも少なくありません。
特にベンチャー企業のCFOとして採用される場合は、全社のファイナンス戦略の立案から実行まで担当することになります。
また、証券会社や保険会社に転職するとしても、銀行員時代に株式、投資信託、債券、生命保険、損害保険等、様々な金融商品を扱った経験や知識が評価されることになります。
2.銀行員の強みをアピールしよう
20代後半ともなると、1,2回の転勤や配置転換を経験している人も多いでしょう。
30代になれば、最初の昇進競争に打ち勝ち、役職も**代理というポジションにいるかもしれません。
そんな転職年齢に差し掛かっている銀行員は銀行内ですでに相応のキャリアを積んでいます。
様々な部署で、色んな銀行業務に関する知識やノウハウを学んでいるでしょう。
その銀行で得た知識やノウハウは、銀行員にとっては当たり前すぎて価値に気が付かない人も多いのですが、他の業界・業種から見れば、めちゃくちゃ価値が高いんですね。
転職時の面接では、この銀行員時代に身につけた知識やノウハウを自分の強みとして明確にアピールすることが大事。
しっかりとアピールできれば、かなりの高評価を獲得することができます。
高評価される知識やノウハウを具体的に見ていきましょう。
融資稟議を通すノウハウ
渉外係の一番大切な仕事は、融資を通すこと。
いくら沢山顧客から融資希望をもらっても、実際に審査部から融資承諾をもらい融資が実行できなければ成果として評価されません。
そのため、銀行員の渉外係の方は顧客の融資を通すために、様々な工夫を行っているはずです。
例えば、顧客である中小企業の工場を実際に視察し、新たな設備計画の妥当性を自分の目で見て判断する。
そして、それらの視察内容を踏まえて、説得力の高い稟議資料を作成する。
また、顧客に担保が足りない場合に、連帯保証人を獲得したり、自宅を抵当権に入れてもらったりと、様々な工夫をしているでしょう。
こうした、融資を通すためのノウハウは、銀行以外の事業会社からすれば喉から手が出たいほどほしいもの。
実際に、僕も銀行から融資をしてもらっていますが、借りる側からすると、貸す側のロジックがまったくわからないのです。
完全にブラックボックス。
担保が足りないけれども、営業担当の工夫で融資を通してくれた時なんて、営業担当が神のように見えます(マジで)。
このように銀行員にとっては当たり前かもしれませんが、外の世界の人から見ると神ワザに思えることって沢山あるのです。
融資を実行するまでの事務手続きについての知識
融資を一つ実行してもらうだけでも、銀行では気の遠くなるほど多くのサインと捺印を求められますよね。
正直、融資を受ける側からすると、なんでそんなに沢山の事務手続きが必要になるのかさっぱり分かりません。
じゃあ、そんな銀行内の事務手続きについての知識やノウハウも、銀行外に出てしまえばまったく価値のないものかというと、そんなことありません。
銀行内での一見無意味とも思える事務手続きに関する知識は宝の山です。
このノウハウはフィンテック企業やコンサルティング会社に転職する際に非常に価値を持ちます。
フィンテック会社やコンサルティング会社の飯の種は、この旧態依然とした非効率な銀行の事務処理を効率化することです。
今まで、銀行が膨大な人手と手間をかけていた融資・決済・送金業務をITの力を使って自動化・省力化できれば、より低コストで同じサービスを提供することができます。
まさに、フィンテック企業が狙っていることです。
ちなみに、最近では様々な有名企業がフィンテックに参入しています。
LINEペイを持つLINEや、クラウドファンディングに参入しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)。
また、自社のショッピングモール内に出典している中小企業への融資業務を手がけているアマゾンや楽天などもフィンテック企業と言えます。
そのようなフィンテック企業は、銀行の非効率だけど、無くせない事務作業に精通している人材を熱烈に求めています。
例えば、融資を申し込む時に色んな箇所に押印するけれども、一般の人は銀行員の方がハンコを全て目視でチェックしているなんて想像もしていません。
融資担当の方が、僕が押した押印を一つ一つ透かしシートを使って確認していることを聞いた時には、正直唖然としましたもの。
だって、一つの融資を実行するためには、数十個の押印が必要じゃないですか。
その押印を一つ一つ間違いがないか人間がチェックする。印鑑の形から、押印の角度まで。
正直気が遠くなる作業ですね。
ただ、このような非効率な作業を知っているからこそ、ITを使って自動的に押印チェックをするシステムを作ったり、電子署名の技術を使って押印自体をなくそうというアイディアを生み出すことができるのです。
そんな貴重なアイディアをフィンテック企業は求めています。
毎月のノルマを達成している
銀行員にとって毎月のノルマがあるのは当たり前のことですよね。
でも、他の業界の営業では個人に具体的なノルマがあることはむしろ少数派です。
具体的なノルマ(数値目標)があるのは、同じ金融の証券会社や歩合制の不動産営業くらいです。
もちろん、どの会社も営業部門は売上目標を持っていますけど、それはあくまで通年、細かくても四半期に一回くらいにチェックするくらいです。
ほとんどの会社が毎月の目標は持つけれども、年間を通して目標達成したら、それ以上細かなことは言われないというのがほとんど。
しかもチームごとに売上目標は持ちますけど、個人単位で明確にノルマを持つことはありません。
そのため、銀行のように、個人単位、毎月単位で明確なノルマが設定され、毎月ノルマの達成状況を厳しく問われる環境はとても特殊です。
ただ、元銀行員の転職者を雇う企業からすれば、銀行で厳しくノルマ達成にこだわってきた営業担当はとても頼もしく、評価が高くなります。
銀行ほどノルマに厳しくないにせよ、しっかりと自分の目標・ノルマを達成してくれる営業マンはどの企業にとっても貴重です。
きっと銀行員時代のノルマ達成は高く評価されるでしょう。
このように、銀行員にとっては当たり前の知識やノウハウでも、他の業界・業種から見れば、めちゃくちゃ高い評価を得るケースが多々あります。
他の業界・業種で高く評価される銀行員の知識・ノウハウをしっかりを把握しておいて、面接で効果的にアピールしましょう。きっと良い結果に結びつくと思います!
3.プラスアルファの資格が差別化となる
銀行員は他の業界に比べても取得マストな資格が多いですよね。
生命保険募集人、損害保険募集人、証券外務員、銀行業務検定・・・
『一体、いつまで資格を取り続けなくちゃいけないんだ・・・』
こんな疑問が常に頭の中をぐるぐる回っている人も多いんじゃないでしょうかw
平日は朝から晩まで仕事で忙しいので、土日を資格の勉強にあてている銀行員も多いです。
でも、資格がないと仕事にならないという銀行業界はかなり特殊です。
というか、銀行以外の業種では、普通自動車免許以外は資格なんて持っていないという人のほうが一般的じゃないでしょうか。
そのため、他の業界からすると、資格を持っているだけで『スゲー! 勉強熱心な方だ』と高評価なんです。
また、銀行員の方はそもそもコツコツと勉強することが得意なので、業務に必須の資格に加えてプラスアルファの資格を取得している方も比較的多いです。
面接官から特に評価が高い資格は次の通りです。
これから転職を考えている人は、チャレンジしておいて損じゃないですよ。
中小企業診断士
銀行員と最も相性の良い資格は中小企業診断士です。
企業が銀行員を中途採用する理由で一番大きなものが、経営視点で物事を考えることができること。
日毎から中小企業の経営者から資金調達の相談を受けている銀行員は、しらない内に経営者のニーズ・経営者のものの見方を学んでいます。
そして、日頃の経営者とのコミュニケーションの中で身につけた経営視点・知識を裏付ける資格として中小企業診断士は最適です。
銀行員の得意な財務会計だけでなく、経営戦略、マーケティング、人事労務、生産管理、ITまで幅広く経営知識を学ぶことができます。
また、中小企業診断士の二次試験では、実際の企業のケース(事例)を読み解き、適切な経営アドバイスを提言する論述問題が出題されます。
そのため、詰め込みの知識ではなく、実践的な知識・ノウハウを身につけることができます。
銀行に留まることを選択したとしても、銀行内では中小企業診断士の資格は高い評価を得ることができます。
勉強するのが嫌いでないなら、更なるキャリアアップに最適な資格と言えます。
ちなみに中小企業診断士を目指すなら、完全webで講義が受講できる『通勤講座』がオススメです。
価格も44,980円~と大手予備校の1/5の費用で済みます。
最近、中小企業診断士に合格している方の中では、かなり評価が高い通信教育です。
ちなみに僕も中小企業診断士の資格を持っています。
通勤講座の授業を視聴しましたが、試験に合格するのに最低限必要な知識だけを簡潔に押さえた講義はとても分かりやすいです。
中小企業診断士の試験範囲は広いため、満点を取ろうとすると膨大な勉強量が必要です。
ただ、合格するためには全ての課目で60%以上取れれば良いので、頻出問題に的を絞って学習することが大切です。
多忙な銀行員には、合格に必要なポイントだけ集中して学ぶことができ、通勤途中のスキマ時間を有効活用できる『通勤講座』がベストです。
通勤しながらスマホで講義が受講できる通勤講座はこちら>>中小企業診断士 通勤講座
コンサルティング会社や事業会社の経営企画部門への転職を目指す方には特にオススメな資格です。
英会話能力(TOEIC)
次に評価が高い資格が英語能力。特に英会話能力ですね。
外資系金融や外資系コンサルティング会社を志望するならマストです。
一般の事業会社でも、アマゾンや楽天のようにグローバルで事業展開している会社も増えてきているので、英語能力は確実にプラス評価になります。
ただ、気をつけないといけないのが、TOEICの点数はあくまで参考程度にしか見られません。
というのも、TOEICの点数が高いからと行って、実際のビジネスで英語が使えるかどうかは別物だからです。
僕自身も過去にグローバル企業で働いており、仕事では英語を使うことが多かったのですが、職場ではTOEICの点数が話題になることはありませんでした。
なぜならビジネスの現場では実践的な英語能力が求められており、TOEICの点数が高いからと言って英語で仕事ができる証明にはならないからです。
帰国子女や海外経験が長い人達の中にはTOEICを受けたことがない人も沢山います。
僕自身もTOEIC900点を超えた辺りから受験するのを辞めました。TOEICの点数よりも実践できるかどうかが大切なことが身にしみて理解しているからです。
そのため、転職に向けて英語の勉強をするなら、机上の勉強ではなく実際の生きた英語を勉強したほうが良いです。
具体的には英会話をひたすら訓練します。
ヒアリングは自習できますけれども、スピーキングだけは誰かと会話する必要があります。
そのため、英会話講師のレッスンを受けるのが王道です。
その際にはグループレッスンは絶対に避けたほうが良いです。
スピーキングは話した回数がモノを言います。
グループレッスンですと、周りに気を使う人は聞き役に回ってしまうことが多いです。それではいつまでたっても英語が話せるようになりません。
そのため、マンツーマンレッスンが絶対にオススメです。
ただ、忙しい銀行員には、毎週決まった時間にレッスンを受けるのは難しいですよね。
しかも語学学校までの行き帰りの時間がもったいない。
そのため、オンライン英会話がオススメです。
オンライン英会話でしたら、自宅や職場等、インターネットがつながる場所であればどこからでもレッスン受講可能です。
しかもPCだけでなく、スマホからでもレッスンを受けることができます。
また、レッスンの申し込みは直前まで受け付けているオンライン英会話スクールが多いので、仕事に合わせて柔軟に受講が可能です。
オンライン英会話スクールは沢山ありますが、オススメは断然DMM英会話。
僕自身、DMM英会話にお世話になって、劇的に英語能力を向上させることができました。
DMM英会話のメリットは次の通り。
[aside type=”boader”]
- 24時間いつでも受講可能
- レッスンの15分前までに申し込めばOK
- 講師の在籍人数がとにかく多いので、直前でも講師が見つかる
- 講師の質が高い(英会話講師としてのキャリアが長い人を指名できる)
- 毎日レッスンを受講しても、格安(月額5,980円(税込))
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プランには、ノンネイティブ講師中心のスタンダード(月額5,980円(税込))とネイティブ講師中心のプラスネイティブプラン(月額15,800円(税込))があります。
どちらも試しましたけど、安い方のスタンダードプランで十分。
スタンダードプランの講師はフィリピンやセルビアの方が多いです。
『せっかく英会話勉強するなら、本場のネイティブの英語を学んだほうが良いんじゃない?』
と考えている方もいると思います。
でも、僕の経験上、英語を学習する上で、ネイティブの講師は必要ありません。
というより、むしろ世界中でビジネスで英語が使われていますが、ネイティブよりも、圧倒的にノンネイティブの英語を話す人のほうが多いです(日本人含めて)。
特に日本人はアジア地域の方とビジネスをすることが多いので、むしろ中国語訛の英語だったり、インド訛の英語に強い人のほうが重宝されます。
しかもDMM英会話では、英会話指導経験が豊富な講師が多数在籍しており、『英会話指導経験3年以上』という条件で簡単に絞込検索できます。
僕の経験上、3年以上英会話指導経験のある方で、英会話講師としての能力が不足していると感じたことはありません。
DMM英会話では25分のレッスンを3回受けれる無料体験を提供しています。
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4.自分の好みを客観的に把握する
転職に応募する前に、一度冷静に自分の好みを分析しましょう。
転職を後悔するパターンとして一番多いのが、知名度のある大手企業に転職できたは良いけれども、自分の希望した仕事内容ではなかったというもの。
一般的に言って、知名度の高い大手企業に転職できれば、その転職は成功だと言われることが多いです。
でも、実際は、誰もが羨ましいと感じる大手企業に転職できても、不幸せな方って沢山いるんですね。
不幸せな理由は、自分の求めるものと、その企業の仕事内容にギャップが生じているからです。
例えば、『ドンドン新しい企画を自ら発案して、新規事業に挑戦したい!』と考えている人が、旧態依然の財閥系企業を転職先に選んだとしても希望した仕事はできません。
一方で、『複雑な課題にじっくりと取り組んで、着実に成果を出していきたい』と考えている人が、ベンチャー企業に転職しても、幸せにはなれないでしょう。
ポイントは、自分の好みにあった仕事(転職先)見つけること。
そのためには、自分の好みをしっかりと把握しておくことが何よりも大切。
具体的には、次の2点を自分に問いかけること。
- 何をしている時に楽しいと感じるか
- 何をしている時に苦しい/苦手だと感じるか
特に、苦しい/苦手だと感じることを明らかにすることはとても重要。
どんなに安定していて、お給料が高くても、自分が苦しい/苦手だと感じる仕事をするのはもったいないですからね。第一、絶対に良い成果がでません。
仕事で成功するコツは、自分が心地よい/得意だと感じる土俵で勝負すること。
自分が心地よい/得意だと感じる土俵であれば、苦労すること無く仕事に打ち込むことができます。
その結果、いつの間にか能力が高くなって、成果を出すことができます。
逆に、自分が苦手だと感じる土俵で勝負することは、絶対に避けないといけません。
苦手な土俵で戦っても、苦痛なだけですし、そもそも苦手なので努力しても能力が向上しません。
苦手な土俵にはさっさと見切りをつけて、得意な土俵に移るべきなのです。
そのため、じっくりと自己分析することが大切です。
自己分析は自分でやっても良いのですが、なかなか客観的に分析できません。
そのため、ツールを使うのがオススメです。
リクナビでは、グッドポイント診断という無料の自己診断ツールを提供しています。
18種類の性格の中から、その人の強みを5つ診断してくれます。
診断作業は質問にYes/Noで回答するシンプルなもの。
そして、そのシンプルな診断ながら、かなり的確にその人の強みを診断してくれます。
ちなみに、僕の診断結果は以下の通りです。
独創性、決断力、俊敏性、自己信頼、自立
どれも唖然とするほど正確に僕の性格を表してくれています。
特に、『自己信頼』は自分では気が付かなかった強みです。
決断を下すのが難しい状況でも、自分のことを信頼して決断を下すことができるという意味らしいのですが、僕は今まで自己中なだけかと思っていました。
それが逆に『自己信頼』は強みなんだと気づくことができました。自分の新しい強みに気がつくことができて、本当に良かったです。
リクナビNEXTに会員登録すれば、無料で診断が受けられますので、まずは診断してみることを強くオススメします。
自分の新たな一面が発見できるかもしれません。
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5.自分の値段(市場価値)を知る
転職活動を始める前に、『いったい自分の市場価値はいくらなのか?』を知りたいですよね。
その自分の市場価値を簡単に把握できるアプリがあるので紹介しますね。
MIIDASを使えば、想定年収調査が簡単にできます。
自分のこれまでの経歴や、所有スキルなどを登録すると、これまでの転職に成功した方の蓄積されたデータを元に適正な年収を計算してくれます。
スマホにアプリをインストールして、簡単な質問に答えるだけで、その場で適正年収を見ることができます。
銀行員の方は、自分が思っている以上に市場価値は高いです。
すぐに転職する予定はないという方も、とりあえず自分の市場価値を把握しておくことをオススメします。
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5.働きながら効率的に転職活動を行う
転職活動は、現在の職場に在籍しながら行いましょう。
一旦退職してから、転職活動を始めるのはやめて下さい!
人間、仕事を一旦失って収入が途絶えてしまうと、冷静に次の職場を探せません。
ほとんどのケース、焦って転職先を妥協してしまいます。
なので、基本スタイルは今の職場に在籍しながら、転職活動を行うです。
でも、ただでさえ忙しい銀行員が転職活動に時間を割くのはなかなか難しい。
だからこそ、できるだけ効率的に転職活動を行う必要がありますね。
効率的に転職活動を行う方法には2種類あります。
転職サイトに登録する(自分のペースでゆっくり探したい方向け)
一つ目は、基本である転職サイトに登録しましょう。
転職サイトでは、大小様々な企業の求人を閲覧することができます。
転職サイト最大手のリクナビNEXTではおよそ6,000件の求人が常に掲載されています。
気になる求人があれば、問い合わせて面接まで進むこともできますし、気になる求人がなければじっくりと待つこともできます。
いずれにせよ、自分のペースでゆっくりと転職先を探したいという方向けのサービスです。
また、どのような業界や企業に行きたいかがハッキリしていない方は、転職サイトに掲載されている求人を眺めているだけでも、その時の相場観を養うことができます。
つまり、どのような業界や業種の求人が多いのか、どのくらいの給与水準なのかをリサーチすることができます。
そうやって、各業界や業種の特色を調べることで、自分の希望する業界や業種が明確になることも多いです。
さらに、転職サイトに自分の詳しい履歴書を登録すると、人材を募集している企業が登録者の履歴書を参照することができます。
そして、登録者に魅力を感じる企業から具体的に転職オファーを受け取ることができるようになります。
リクナビNEXTを例に上げると毎週5件程度の転職オファーを受け取るようになります。
実際にどのような企業から、どのような職種やポジションでオファーが来るのを見ているだけで、自分が転職市場でどのように評価されるのかを理解することが可能です。
そうすることで、今の自分の経歴がどのような業界や業種から高く評価されているのかを理解することができます。
そのため、今すぐに転職したいわけではないけれど、将来の転職のために、転職ニーズを探っておきたいという方にも転職サイトへの登録はオススメです。
転職サイトは複数ありますが、何はともあれ最初に登録すべきはリクナビNEXTです。
リクナビNEXTは何と言っても登録している企業数がバツグンに多い。
特に一部上場企業のような有名企業はほとんど最初に登録するのがリクナビNEXTです。
そのため、とにかく転職活動を始めたい!と考えている方は、まずはリクナビNEXTへ登録することをオススメします。
リクナビNEXTに登録する>>リクナビNEXT
転職エージェントを活用する(真剣に転職したい方向け)
自分の中で転職する意思が固まっている場合は、迷わず転職エージェントに応募すべきです。
マジで転職したいとお考えの方に転職エージェントが最適な理由は大きく次の2つです。
1.求人数が圧倒的に多い
これは意外に思う方も多いと思うのですが、転職サイトよりも、転職エージェントのほうがアクセスできる求人数は圧倒的に多いです。
リクナビNEXTとリクルートエージェントを例にあげて比較すると次の通りです。
[aside type=”boader”]
求人数比較
- リクナビNEXT:約6,000件
- リクルートエージェント:約10万件
※リクルートホームページより抜粋
[/aside]
リクルートエージェントの求人数はリクナビNEXTの約17倍です。
なぜこんなに求人数が違うかというと、転職エージェントは主に非公開求人を扱っているからです。
企業は重要な求人募集については非公開求人にすることが多いです。
特に新規事業や新規サービスの展開準備のために求人を募集する際は確実に非公開求人になります。
なぜならば、特定の領域の求人を募集している=その企業がその領域に今後力を入れていくことが公になってしまうからです。
つまり、求人には企業の戦略が見え隠れするのですね。
なので、自社の重要な戦略に関係する求人については非公開求人を選択する企業がほとんどです。
例えば、任天堂が次世代ゲーム機の商品開発の求人を出していたらどうでしょうか?
任天堂がSwitchの次の世代のゲーム機を開発していることがバレてしまいます。
そのため、企業にとって重要な=転職者にとってはオイシイ求人はほとんど非公開なのです。
そのため、非公開求人を取りにいこうと思ったら、転職エージェントに募集することが必須です。
2.エージェントが転職者のフルサポートをしてくれる
転職エージェントに応募すると、専属のエージェントがつきます。
エージェントは応募者が転職できるようになるために、手取り足取り応募者の手助けをしてくれます。
その支援内容は、転職サイトと比べるととても手厚いものになります。
[aside type=”boader”]
転職エージェントが支援してくれる内容
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のアポ取り
- 給与交渉
[/aside]
転職エージェントがどうしてこんなにも手厚い転職支援をしてくれるかと言うと、転職エージェントは応募者が入社すると企業から謝礼(紹介料)として年収の30%前後に当たる額を受けとれるからです。
例えば年収1,000万円の求人に一人転職させることができれば、300万円が手に入ります。
かなりの金額ですよね。
そのため、応募者は転職エージェントの支援を遠慮すること無く思う存分受けて良いです!
転職エージェントにはしっかりと自分の希望する条件を伝えましょう。
転職エージェントに自分の意向を正確に伝えられれば伝えるほど、応募者のニーズにあった求人を紹介してくれます。
しかもエージェントは希望する企業や業界に精通しています。
そのため、面談を申し込む前に、転職先の雰囲気、勤務状況(残業の多寡)、給料、昇給のしやすさ等のぶっちゃけ情報を聞くことができます。
ぜひ転職エージェントを使い倒してください!
オススメの転職エージェント
オススメの転職エージェントは2つあります。
一つは、やはり最大手のリクルートエージェント。
非公開求人数も一番多いですし、実際の転職成約実績も一番。
そのため、何はともあれリクルートエージェントには申し込んでおいたほうが吉です。
リクルートエージェントへの登録はこちら>>リクルートエージェント
もう一つはマイナビエージェント。
こちらはリクルートエージェントに比べると少し知名度や求人数が劣ります。
ただ、その分、マイナビエージェントは転職エージェント一人あたりの担当数を少なくして、応募者一人ひとりに対してきめ細やかなサポートを重視している印象があります。
リクルートエージェントがどんどんと新規の求人案件を提案してくれるのに対して、マイナビエージェントは応募者の意向をじっくりと聞きながら厳選された求人を提案してくるイメージです。
そのため、転職エージェントに時間をかけて相談しながら転職活動を進めたいと考えている人にはオススメです。
マイナビエージェントへの登録はこちら>>マイナビエージェント
リクルートもマイナビも、それぞれ強みが違いますので、両方申し込んでみて、それぞれの転職エージェントと面談してみるのがオススメです。
面談の結果、自分にあった転職エージェントをメインとして活用していけば良いと思います。
まとめ
最近逆風の拭いている銀行業界ですが、転職市場において、銀行員の評価はまだまだ高いです。
そのため、世の中の評価が高いうちに、他業種に転職してしまうというのも立派なキャリアプランだと思います。
以上お伝えしたポイントを押さえて転職活動すれば、もともと能力の高い銀行員の方は高い確率で転職を成功できると思います。
動き出さないと何も始まりません。
少しでも気になるなら、転職に向けた準備を始めるてみてはいかがでしょうか?
最後に、僕オススメの無料転職サービスをもう一度まとめておきますね。
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グッドポイント診断(無料)の申し込みはこちら>>グッドポイント診断
MIIDASで自分の適性年収を診断する>>MIIDAS
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そんな感じかなっ!
おわりっ