さて、京都旅行も終盤に差し掛かった。最終日は母親と弟家族と落ち合い、大谷本廟を訪問。亡き父の納骨のためだ。大谷本廟は浄土真宗の本家だけあって、たくさんの人で賑わっていた。しかも、大谷本廟は清水寺の隣にあるため、清水寺に来る観光客と同じルートをたどる。清水寺を目指す観光バスの行列ができていた。観光バスはほとんど外国人客だ。本当に京都は外国人に人気があると感じる。
鴨川で食す京料理
さて、昼飯は京都らしく鴨川に面した先斗町にある割烹で。まだ川床が出ていなかったが残念だが、鴨川の流れを隣で感じながら食べる京料理は最高だ。昨夜飲みすぎたので、抑えめに湯葉御膳にした。京都らしい、はんなりとした優しい味だった。
湯葉御膳。刺し身醤油とわさびで食す湯葉は大豆本来の味が引き立ち、本当に美味しい。
鴨川が見下ろせる座敷。思わず長居してしまった。
京都で話題のフォーシーズンズ
その後、弟家族が宿泊しているホテルへ。最近京都にできたフォーシーズンズだ。東山七条の地にあり、古い庭園をそのまま活かしてホテルを新築しているらしい。京都の伝統や自然を活かしつつ、最先端のセンスが光るナイスなホテルだ。その外観も素晴らしいが、内装もいたるところでセンスが光る。僕もいつかこのホテルに泊まってみたいと思った。
宿泊者専用入り口。レストランやラウンジを利用する一時客が通れないため、ひっそりと門戸を広げている。宿泊者だけがゆったりとした気分でホテルを出入りできる気配りはさすがの一言。
木組みの天井が素晴らしい。
ホテルの敷地内には800年の歴史ある庭園がそのままの姿を残している。都会の喧騒を思わず忘れてしまう。
ホテルの館内には至る所にハイセンスな生花が。廊下を歩いているだけで目を楽しませてくれる。
その後、ラウンジで家族とお茶をしてから、僕だけ一足お先に東京に帰るため伊丹空港に向かった。時間がなかったため、ホテルの部屋は見れなかったが、きっと素敵だろう。大家として成長し、京都に出張で来る際にはこのようなラグジュアリーなホテルに泊まれるようになりたいものだ。
春の京都。想像以上に素晴らしかった。近いうちにまた訪問したい。