こんにちはJOJOです! 東京23区でアパート4棟32部屋の大家をしています。
不動産投資向けの融資が絞られてきた結果、不動産投資を始めるためには頭金が必須になりました。
数年前の融資が緩かった時代にはフルローン・オーバーローンが当たり前に出ていましたが、今はほとんど出ていません。
そのため、これから不動産投資を始めたいと考えている方は頭金を貯めることから始める必要があります。
こういうと、
『頭金なんてそんなに簡単に貯まらないよ~。給料も増えないしさ~』
と思う方も多いと思います。
実際に、僕も不動産投資を始める前は、頭金を作るのに本当に苦労しました(思わず涙目)。
頭金を貯めるために、様々な節約を試しました。
食事代を切り詰めるために、夕飯のおかずを一品減らしたり。
東京から伊豆に旅行に行く際に、新幹線に乗らず全部普通電車を利用したり。
休日の家族揃っての外食では、行きつけの居酒屋から近所のサイゼリアに変更したり。
ただ、このような家族の楽しみを奪うような節約は続きませんでした。
家族みんなのストレスが貯まり過ぎますし、正直に言って大してお金も節約できません。
そこで、別のアプローチを取ってみました。
それは、無駄な固定費の削減です。
楽しいことを我慢する節約は長続きしませんが、普段使っていない無駄を省くだけであれば生活の質は下がりません。
今回は、ストレスを感じずに節約するコツと具体的な節約項目を解説します!
どれも僕が実際に体験して効果があったものです。
頭金はいくら貯めれば良いのか?
まず節約を始める前に、ゴール設定しましょう!
つまり、いくらの資金を貯めたいのかを具体的に目標設定するのです。
ただ漫然と節約したいと思っても、長続きしません。
具体的な目標があって初めて、節約は継続できるものです。
今回は不動産投資を始めるための頭金を貯めることを目標にしたいと思います。
購入する物件によって必要な頭金の額は異なります。
築古戸建 | 300万円 |
---|---|
中古区分マンション | 300万円 |
中古木造アパート一棟 | 500万円 |
中古鉄骨・RCマンション | 1,000万円 |
新築木造アパート | 1,500万円 |
これから不動産投資を始めたいと考えている初心者の方にとっては、現実的な選択肢は築古戸建か中古区分マンションになると思います。
そのため、今回は300万円の頭金を貯めることを目標にして考えてみたいと思います。
格安スマホ、格安SIM
まず、スマホ。これは絶対に格安SIMに変えるべきです。
僕はイオンモバイルの格安SIMを利用しており、家族3人でデータ容量3GBを共有しています!
料金はなんと妻、僕、長男3人合わせても月額たったの1,780円。
3人全員が大手通信キャリアを使う場合は3人合わせて15,000円くらい。
毎月13,000円以上節約できます!スゴイ。
ちなみに妻だけ通話機能をつけて、僕と長男は通話機能は無しのデータ通信のみです。
そのかわり、僕と長男は基本無料IP電話のスマートークを使っています。
スマートークは着信するだけなら留守電もついて無料。発信する時も8円/30秒と格安です。
僕や奥さんは通勤中にはほとんどスマホを使わない人なので、3人合わせてデータ容量3GBでも問題ありません。
スマホもiPhoneは高いので中華スマホのファーウェイに変えました。
27,000円だったのですが、指紋認証もついてサクサク動きます。
iPhoneにも憧れたのですが、今はキャッシュフローを貯める時期です。ガマンガマン(*^-^)
電気も新電力に切り替え
自由化になった電力会社ですが、こちらも切り替えました。
僕が切り替えたのは『Looopでんき』という新電力です。
電力には太陽光発電や風力発電等も採用しているため、環境に優しい電力会社です。
この『Looopでんき』の最大の特徴は基本料金が一切かからないということ。
僕の場合は、一家で毎月1,000円、年間で1.2万円程度安くなりました!
必要なのはWebから申し込むだけ。
後は勝手に電力会社の方が自宅に来て電力を切り替えてくれます。
僕は切り替えてから2年ほど経ちますが、東京電力だった時と品質はまったく変わりません。
ガス会社も新会社に切り替え
電力に引き続き、自由化された都市ガス。
思い切って、東京ガスからニチガスに変えました!
こちらはニチガスに切り替えることによって、月額500円、年間6,000円程度安くなりました!
こちらも大したことないですが、チリツモチリツモ。
電気もガスも従来通り東京電力と東京ガスがバックアップインフラとして採用されていますので、停電やガス供給がストップするなんてことはありません。
品質は何一つ変わりません。
書類を一回出すだけですので、手続きも超簡単。オススメです。
光ファイバーインターネット回線
光ファイバーもNTTからエキサイト光に切り替えました。
光ファイバーも規制緩和がされて、格安SIMと同じようにインターネットプロバイダーがNTTから光ファイバーインフラを借り受けて光ファイバー事業を提供することが可能になりました。
販売窓口はインターネットプロバイダーですが、光回線のバックボーン自体はNTTです。
そのため、通信品質はまったく変わりませんし、切り替え工事も発生しません。
単純に書類上の手続きのみです。
僕はが選んだエキサイト光は最安値のプロバイダー。
光ファイバー込で月額4,500円(税込)です。
NTT東日本経由だった頃に比べると月額1,000円近く安くなりました!
生命保険も思い切って、最低プランに変更
あと、生命保険も思い切って切り替えました。
今までは6,000万円くらいの死亡保障をつけていたのですが、1,000万円まで減額しました。
所有不動産の残債が減ってきたので、僕に万が一のことがあっても家族にそれなりの財産を残るようになったからです。
また、自宅には団体信用生命保険がついているので、自宅(戸建)は無借金で残せます。
これに加えて会社員の方は、遺族年金も支払われます。
平均標準報酬月額が50万円の人は、遺族に毎月約154,000円支払われます。
住宅ローンが無い状態で、この遺族年金が支払われれば、妻がパートに出るだけでなんとか生活できますね。
そのため、自宅を所有している会社員の人には基本的に生命保険(死亡保険)は必要ありません。
僕は自分の葬式代くらいは出せるように1,000万円の掛け捨て保険だけ残しました。
このように生命保険を最低限のものに切り替えることで、月額15,000円くらいの節約になりました!
自家用車を手放した
最大の大物は自家用車です!
我が家は都心にあるので、正直に言うと、車の利用頻度は少ないです。
そのため、思い切って車を手放しました。
自動車の維持コストはかなり大きいです。これがゼロになるのはとても楽です。
自動車維持コスト(年額)
車両費用 | 20万円(200万円の車を10年間乗る前提) |
---|---|
ガソリン代 | 18万円(毎月1.5万円) |
車検・車両保険 | 10万円(2年に一回20万円を想定) |
任意保険 | 5万円 |
自動車税 | 5万円 |
合計 | 58万円 |
車を手放した代わりに、我が家はカーシェアを利用しています。
カーシェアはめちゃくちゃ便利です。
10分単位で借りれるので、買い物みたいな「ちょい乗り」にぴったりなんです。
我が家の場合、小学生の長男が中学受験の塾に通っていて、その送り迎えのためだけにカーシェア借りてます。
一回あたりの利用時間は20分くらい。金額でいうと300円もしないんじゃないかな。
カーシェアの予約はスマホアプリで簡単にできます。
しかも空いていたら、すぐ使うことができるので、めちゃくちゃ便利です。
そんな便利なカーシェアは都内を中心にして、都市部で爆発的に増えてます。
業界最大手のタイムズカーシェアですと、対応駐車場数は65万拠点。
東京で集中的に拠点数を増やしているカレコだと、対応駐車場数は20万拠点。
僕は東京23区に住んでいるんですけど、近所には、タイムズ、カレコ、オリックスの3大カーシェア業者の駐車場が全て揃っています。
しかもどれも徒歩5分以内。
なんで、『もう自家用車持たなくても良くなくね?』と思い立った訳です。
車を手放してから1年以上経ちますが、ぜんぜん不便さを感じません。
むしろ、ガソリン入れたり、車検通したり、自動車保険入ったりっていう余計な義務から開放されて、気分は爽快です!
都内23区に住んでいる人は、カーシェア利用しないのはもったいないですよ。
ちなみに、都内23区は圧倒的に駐車場数が多いカレコがオススメです。料金も最安値ですしね。
カレコの公式サイトをチェックする>>カレコ
自家用車を手放した時の費用対効果は絶大です。
お金を貯めたいと考えている方は、ぜひ検討してみてください!
合計の節約金額
以上全ての節約金額を計算すると次の通りです。
項目 | 月額 | 年額 |
格安SIM | 13,000円 | 156,000円 |
新電力 | 1,000円 | 12,000円 |
新ガス | 500円 | 6,000円 |
光ファイバー変更 | 1,000円 | 12,000円 |
生命保険見直し | 15,000円 | 180,000円 |
自家用車手放し | 48,300円 | 580,000円 |
合計 | 78,800円 | 946,000円 |
節約だけで、年に100万円近く現金が貯まることになります。
築古戸建か中古区分マンションに必要な頭金300万円であれば、3年我慢すれば貯まりますね。
このように、収入が増えなくても、支出を見直すことで意外と貯金ができるものです。
これを機会に家計を見直してみませんか。
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