不動産投資

京都の特殊な賃貸マーケット

僕は学生時代を京都で過ごしたのだが、一人暮らしだったため、当然賃貸マンションに住んでいた。当時は不思議に感じなかったのだが、実は京都は東京と比べて賃貸の商習慣が異なる。一言で言うと、賃借人に厳しく、大家に優しい街なのだ。

契約期間が1年間

20年前のことだが、賃貸の契約期間は1年間が当たり前だった。つまり、賃借人は毎年更新料を大家に支払わないといけないのだ。僕は賃貸するのも初めてだったので、疑問を持たずに毎年更新料を支払っていた。みなさんもご存知の通り東京だけでなく、全国殆どのエリアでは2年契約は当たり前である。

礼金、敷金が2ヶ月分

東京23区でも礼金、敷金はそれぞれ1ヶ月分が相場だ。最近はアパートが過剰共有されている影響からか、礼金を取らない物件や、フリーレントの物件が増えてきている。一方で、京都は礼金、敷金をそれぞれ2ヶ月分徴収される。引っ越すとなると、ワンルームであっても平気で30万円くらい初期費用がかかってしまう。僕は京都時代に一回引っ越しをしているが、疑問を持たずに2ヶ月分の礼金、敷金を支払っていた。しかも敷金は半分以下しか返ってこなかった。タバコを吸うわけでもないのに、今考えると1ヶ月分以上の敷金が取られるのはあまりに取りすぎだ。

3点ユニットでも決まりやすい

京都の賃貸マーケットの最大の特徴として、圧倒的に学生需要が強いということがあげられる。京都は人口比に対して、大学の数が一番多い。有名所を上げるだけでも、京大、同志社、立命館、京都府立大学、龍谷大学、京都産業大学と全国クラスの大学がゴロゴロとしている。そのため、賃貸物件も学生をターゲットとしているものが多い。最近の学生は仕送り額が減少傾向にあるため、できるだけ安い賃貸物件を探すことが多い。そのため、京都では3点ユニットの古いアパートでも比較的簡単に入居者が決まりやすい。もちろんバス・トイレ別のほうが人気が高く、高い家賃は取れるが、必須というわけではない。それよりも3点ユニットでも良いから安い物件のほうが良いというニーズが強い。

まとめ

このように京都は大家にとってとても優しい街だ。これは僕が東京で大家を始めてから痛感していることである。仮に東京と同じ利回りで京都で賃貸経営しても、礼金を2ヶ月もらえる分、収益が多くなる。流石に最近は敷金は1ヶ月分のところが多いようだが、敷礼ゼロゼロが増えている東京に比べて恵まれていると言わざるをえない。ちなみに、京大の近くの不動産屋の物件情報を見てみたが、どんなに古いアパートでもフリーレントを提供している物件は一つもなかった。それだけニーズが強いということだろう。

 

京都はその独自の文化を活かして観光客が大幅に増加している。観光産業は絶好調のため、就労人口も増加している。今後とも街は発展し続けること間違い無しだと思う。僕が学生だった20年前に比べても、京都の活気は明らかに向上している。

今まで、東京エリアに絞って賃貸経営をしてきた僕だが、今後は京都でも物件を探してみたいと思う。

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