こんにちはJOJOです!
首都圏の新築マンションで駐車場を設置している割合がどんどん減っているようです。
東京カンテイによれば、01年に67%だったのが、徐々に低下。17年には33%まで落ち込みました。
やっぱりなーというのが僕の感想。
そして、将来的には敷地内に駐車場があるマンションは敬遠されるようになるんじゃないかな。
なぜかと言うと、自家用車を持つ人がほとんどいなくなるからです。
自家用車持たない人にとっては、駐車場ってムダなスペースですよね。
だから、僕は基本的に駐車場がついているアパートやマンションは購入しません。
今回は、なぜ10年後には、自家用車を持つ人がいなくなるかを見ていきたいと思います!
カーシェアがすごい勢いで増えている
実は、僕は今年になって自家用車を手放したんですね。
今までも、週に1回乗るかどうかだった自家用車を手放したいな~と思ってたんですけど、なかなか踏み切れませんでした。
そんな僕が自家用車を手放す決心をしたのが、近所でカーシェア対応の駐車場が増えてきたからです。
僕はカレコ・カーシェアリングクラブを使っているのですが、めちゃくちゃ便利です。
今まで、車を借りるとなると、レンタカーくらいしか手段がなかったですよね。
レンタカーって、基本的に1日とか長期間借りることが前提ですよね。
ちょっとした国内旅行ならレンタカー便利なんですけど、近所のスーパーに買い物に行くみたいな用途には向かないわけです。
それが、カーシェアだと、10分単位で借りれるので、買い物みたいな「ちょい乗り」にぴったりなんです。
我が家の場合、小学生の長男が中学受験の塾に通っていて、その送り迎えのためだけにカーシェア借りてます。
一回あたりの利用時間は20分くらい。金額でいうと300円もしないんじゃないかな。
カーシェアの予約はスマホアプリで簡単にできます。
しかも空いていたら、すぐ使うことができるので、めちゃくちゃ便利です。
そんな便利なカーシェアは都内を中心にして、都市部で爆発的に増えてます。
業界最大手のタイムズカーシェアですと、対応駐車場数は65万拠点。
東京で集中的に拠点数を増やしているカレコだと、対応駐車場数は20万拠点。
僕は東京23区に住んでいるんですけど、近所には、タイムズ、カレコ、オリックスの3大カーシェア業者の駐車場が全て揃っています。
しかもどれも徒歩5分以内。
なんで、『もう自家用車持たなくても良くなくね?』と思い立った訳です。
車を手放してから半年以上経ちますが、ぜんぜん不便さを感じません。
むしろ、ガソリン入れたり、車検通したり、自動車保険入ったりっていう余計な義務から開放されて、気分は爽快です!
都内23区に住んでいる人は、カーシェア利用しないのはもったいないですよ。
ちなみに、都内23区は圧倒的に駐車場数が多いカレコがオススメです。料金も最安値だしね。
カレコの公式サイトをチェックする>>10分130円のカーシェアはカレコ
都心では車よりタクシー使ったほうが実はお得
我が家では、休日に都心に遊びに行くときは、カーシェアより、タクシーを使うことが多いです。
今日も日本橋にあるポケモンセンターにタクシー使って行きました。
タクシー使うなんて贅沢!と思われるかもしれません。
でも、実は都心では、車を使うよりも、タクシー使ったほうがお得で便利な場合が多いんです。
車で外出すると、確実に駐車場のお世話になります。
でも、都心部って駐車場がそもそも少ないんです。
もちろんポケモンセンターには駐車場なんてありませんw
その場合、近くのコインパーキングを探すことになるんですが、空き駐車場が少ない!
やっと見つかったかと思うと、めちゃくちゃ駐車しにくい場所だったりとか。
都心では、空いている駐車場を探すだけでも30分くらいかかることがザラにあります。
しかも、コインパーキング代金も馬鹿になりません。
都心部だと15分500円くらい取られます。1時間停めたら2,000円です。高いっ!
数時間停めたら駐車場代金だけでも5,000円以上かかることも珍しくありません。
なので、タクシー乗ったほうが結局は安くつくことも多いんです。
しかも、駐車場探さなくて済むから、時間の節約にもなりますしね。
僕が良く使うのは、タクシーと電車を併用するやり方。
自宅から駅まではタクシーで行きます。
タクシー配車アプリを使えば、自宅まで簡単にタクシーを呼ぶことができます。
そんで、目的地の近くまでは電車で行きます。
そして、目的地付近の駅についてからはまたタクシーを利用する。
このやり方だと、時間もお金も両方節約することが可能です。
都心で長距離移動する場合は、タクシーより電車のほうが早いですしね。
こう考えると、カーシェア、タクシーが身近に手に入る都心では、そもそも自家用車を持つ必要性ってあるんだっけ?と疑問がわいてきます。
トドメは自動運転が間もなく実用化されるってこと
そして、自家用車を保有する必要がなくなる決定的な理由は、10年以内には確実に自動運転が現実になるということ。
日本政府も、2020年の東京オリンピックを目指して公道における自動運転サービスを実現する目標をかかげています。
まあ、さすがに2020年は間に合わないとしても、その後5年以内くらいには実用化されるんじゃないかな。
実際に、大手自動車メーカーはこぞって自動運転技術の開発に着手しているし、googleやUber(タクシー配車アプリ最大手)といったIT企業も大量の研究資金を投入しています。
自動運転が現実化すると、一番大きなインパクトは駐車場が必要なくなるということです。
今までは車で外出すると、外出先では車を駐車するスペースが必要でしたよね。
それが、自動運転車になれば、目的地について、乗客が車から降りた後は、車が自動的に家まで戻って、駐車してくれるわけです。
もっと言うと、自分が使っていない時間は、タクシーとして自動運転車を稼働させれば良いわけです。
こうして自動運転車のタクシーが世の中で増えてくると、自分で車を所有しなくても、他人の自動運転車を借りれば良いんじゃない?と考える人が増えてきますよね。
人件費がかからないし、24時間稼働し続けられるわけですから、タクシー料金も下がるでしょうし。
ココまで来ると、自家用車を保有する人は次の2パターンだけになります。
- 自分で運転するのが好きな自動車愛好家
- 自動運転車をタクシーとして稼働させて収益を上げようとする投資家
つまり、ほとんどの方にとって、自家用車は不要になるわけです。
車の使用頻度の高い地方では、自家用車が不要になるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、首都圏ではもうすぐです。
10年後は確実に自家用車は不要になると思います。
首都圏の広大な駐車スペースがムダになる
誰も自家用車を持たなくなると、何が起きるか。
不動産の世界でいうと、首都圏にある広大な駐車スペースが無駄になるわけです。
現在、東京で販売されている新築戸建を見ても、ほとんどが駐車スペース付きです。
でも、その駐車スペースが不要になるわけです。
戸建の場合は、空いた駐車スペースに自転車を停めるとか、家庭菜園を作るとかできますけど、深刻なのはマンションです。
マンションの駐車場は基本的に共用施設で、管理組合の重要な収入源になっています。
つまり、マンションの管理費は駐車場収入がある前提で安く抑えられているんですね。
それが、駐車場の利用者がいなくなると、駐車場収入がゼロになります。
そうなるとマンション管理が赤字になるので、管理費を上げざるをえなくなる訳です。
そのため、現在、敷地内に駐車場がある首都圏のマンションの大部分は、将来的に管理費が値上がりする可能性が高いと思います。
管理費が値上がりすると、そのマンションを欲しいと思う人が減るので、資産価値が目減りします。
これは、駐車場がついている一棟モノの収益不動産(アパート・マンション)でも同じです。
駐車場収入が減れば実質利回りは減少します。つまり資産価値が減るわけですね。
そのため、僕が駐車場がついているアパート・マンションを購入しないのです。
今でも、都内で売りに出されている駐車場付きのアパート・マンションを見ると、住居部分は満室だけれども、駐車場部分に空室があるケースが多いです。
将来に渡って、駐車場の空室リスクは上昇していくでしょう。
駐車場がある物件を購入する時は、注意しましょうね!
関連記事
お金をかけずに不動産投資のノウハウを学ぶ方法
https://asoburo.info/realestate/how_to_start/3590/
初心者が不動産投資を始める前に身につけるべき知識・ノウハウのまとめ記事