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確定申告完了! 青色申告会のススメ

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さて、2016年度の確定申告が完了した。僕は個人の分については、地元の青色申告会にお世話になっている。とはいいつつも、確定申告に必要な情報のほとんどを自分でExcelで作成しているので、青色申告会では、年に一回、担当のお兄さんに専用ソフトにデータをインプットしてもらい、申請書類を印刷してもらうだけだ。ただ、僕自身は青色申告会には大きな価値があると考えている。その理由を書いてみたい。

青色申告会のメリット

青色申告会の最大のメリットは葵の御門だと思う。青色申告会はだいたい、税務署の近くに位置している。大体において青色申告会と税務署は協力関係にあり、青色申告会の責任者はだいたい税務署のOBであることも多い。そのため、青色申告会に加入していると、税務調査の確率が下がると言われている。また、現実的に税務調査に引っかかりやすそうなポイントを教えてもらえるので、青色申告会の指導に基本的に沿って申告書類を作成すれば、ミスを減らすことができる。僕自身も駆け出しのころは、どのような勘定科目を選択すればよいか教えてもらった。

また、自分で税理士を雇うよりも圧倒的に安いことが多い。僕自身の場合は、毎月2,000円の会費なので、年間24,000円程度だ。しかもしっかりと経費(損金)算入することができる。税理士に申告作業をお願いするとなると、最低でも毎月の顧問料(1万円以上)+決算手数料(10万円以上)で、年間20万円以上はかかることになる。大家を初めたばかりの人はまずは青色申告会の加入をおススメする。

青色申告会のデメリット

デメリットは、基本的な記帳作業は自分で行わなければいけないことだ。あくまでも青色申告会は記帳補助という形をとっているため、最低限の記帳は自分で行わないといけない。そのため、最低限の簿記の知識は求められる。また、記帳を自分で行うために、会計ソフトを揃える必要が出てくる。会計ソフトは毎年アップデートが必要なので1-2万円程度の出費は覚悟する必要がある。ただ、簿記の知識があり、自分で仕訳→元帳の締め切りができる方はExcelで代用することも可能だ。僕自身、ある程度簿記の知識があるのでExcelで記帳してしまっている。

簿記3級のススメ

時間と意欲がある方には、簿記3級の勉強をおススメする。不動産投資は立派な経営である。経営者として、最低限の会計の知識は必要となる。自分で記帳していくと、税のカラクリが見えてくる。そのため、どのように経費を使っていけば、節税できるかが見えてくる。簿記3級は書店で参考書を買ってきて読めば1ヶ月くらいでマスターできる。費用対効果はバツグンだと思う。僕自身は、中小企業診断士の取得のために簿記2級を取得したが、簿記2級は必要無いと思う。原価計算なんて不動産投資には関係無い。簿記3級の商業簿記で十分である。

まとめ

不動産投資は、税金との闘いである。不動産投資を始めた最初の頃は初期費用が多くかかるため、赤字になることが多いため、税金を支払うことは少ない。ただ、数年すると黒字経営になってくる。そうなると税金の支払いという大きな課題が現実味を帯びてくる。将来、税理士に会計業務をアウトソースするとしても、最低限の会計知識は必要になる。まずは、青色申告会で勉強してはどうだろう。

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