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不動産小口化商品が急増 不動産投資のハードル下がる

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不動産投資と言えば、マンションやアパート一棟丸ごと購入と規模が大きい。区分所有マンションであっても、最低数百万円ほどの投資額が必要だ。

だが、ここにきて不動産の共有持ち分として少額で投資できる不動産小口化商品を組成するケースが出てきた。10万、100万円単位から不動産に投資できる商品が出てきた。

インテリックスはみなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩5分の好立地に立つ8階建てマンションを不動産小口化して、一般投資家に販売している。一口100万円単位で募集総口数は1050口、5口以上から販売する。表面利回りは5.2%とのことだ。

また、インベスターズクラウドは10万円という少額から始められる不動産小口化商品を販売している。こちらも非常に人気ですぐに販売が完了したと聞く。

これらの不動産会社の狙いは、小口不動産の販売をきっかけとして、大口の一棟ものアパート・マンションの販売を促進することである。確かに、小口の不動産投資であったとしても、一度不動産を初めてしまえば、毎月のインカム収入の嬉しさを味わうことができる。また、こちらは、完全に不動産会社が管理しているため、空室があったとしても、毎月確実にキャッシュが入ってくる。こうして、不動産投資へのハードルが下がった投資家が、一棟ものへとシフトするのはあり得る話だ。

投資用の不動産が高騰する中、売買仲介や投資用不動産を販売するといった従来型の不動産ビジネスは減っている。少額から投資できる不動産小口化商品は購入のハードルが低く、不動産会社にとっても顧客との関係づくりに活用できるメリットがあるのだろう。

また、投資家の観点からもニーズが高まっている。昨今、サラリーマンでも一生会社にしがみつくという生き方は難しくなってきている。恐らくほとんどのサラリーマンが一度は転職もしくは自営を余儀なくされるだろう。そんな時代には、給与以外に投資に目が行くのもうなずける。そんな中、比較的小口で、しかも確実に現金収入が目指せる不動産小口投資はニーズが高いのだろう。

不動産投資は時代とともに、その形態を進化させていく。我々投資家も従来のやり方にしがみつくのではなく、柔軟に新しい投資商品を吟味して活用していきたい。

 

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