不動産投資

持ち家は本当に必要か? 賃貸でも良いと思う理由

弟から持ち家を購入しようかどうか迷っているという相談を受けた。僕自身は戸建を新築で購入している。それなりに満足しているので、最初は弟にも持ち家にしてはどうかとアドバイスしようとした。しかし、よくよく考えてみると、持ち家のメリットはそんなにないかもしれない。

大きな理由は資産価値がそんなに見込めないからだ。よく持ち家は資産になると言われるが、それは神話だと僕は考える。

以前、築古戸建投資を検討していた。埼玉や千葉を中心にいくつかの戸建を見学した。どれも築25-30年くらいの物件で、3LDKだ。どれも都心から1.5時間くらいの距離で、駅から15分程度だ。ほとんどの物件が500万円くらいで売りに出ていた。持ち主達が購入した当時は、安くても3,000万円はしていたと思う。バブル期には、恐らく5,000万円程度にまで値上がりしていたと思われる。その物件が今では、500万円の価値にしかならない。更地に比べて、建物の解体費用が必要なため、その分安くなっている。

3,000万円出しても500万円くらいしか資産が残らないのであれば、働いている間は賃貸に住み、移動の自由という対価を得たほうが良いのではないか。また、住宅ローンという借金の重圧からも逃れることができる。

サラリーマンを定年まで勤める前提であれば、それまでは賃貸で会社の近くに住み、定年後は自然豊かな郊外に築古の戸建を格安で購入し、好きにリフォームするのも悪くない。持ち家を購入しても、結局は利息の分だけ総支払額が増えるので、賃貸と比べてトータル収支はそんなに変わらない。

資産価値が残るのは一部の都心の物件だけだと思う。しかも資産価値が残ると言っても、30年も経てば、マンションであれば購入時の半額程度が残るのが関の山だろう。

特に、現在戸建もマンションの価格も高騰している。無理に持ち家を購入する必要はないかもしれない。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


error: Content is protected !!