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低利回りでも、キャシュフローが多く出る収益不動産のカラクリ

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毎日のように不動産屋から物件紹介メールが来る。

最近、築古物件でも融資が組みやすいようだ。

築古でも35年のローンが組める

例えば北関東の地方都市の築25年の木造が、融資3.5%で融資可能という。

しかもフルローン。

驚くのは、その融資期間で、なんと35年!

ローン完済まで持ちこたえると築60年。もはや古民家のレベルである。

毎月のキャッシュ・フローは出るけれど

その条件で、毎月の返済比率が50%だから安定運営可能と謳っている。

確かにキャシュフローはそれなりにでるだろうが、元本が減らない。

将来売却しようとしても、売却価格よりも残債の多いなんてことになりかねない。

つまり、銀行が抵当権を外してくれないので、売ろうにも売れないリスクがある。

不動産市況がこのまま好調であれば高値で売れる可能性があるが、万が一不況に突入したらどうするのか。

破産できないサラリーマン大家は、なくなく物件を持ち出し覚悟で保有し続けるしかない。

儲かるのは高利貸しの銀行だけである。

長期的な視野に立って投資物件を選ぼう

このような物件を購入するのはあまりにも近視眼的としか言いようがない。

欲に目がくらむことなく、きちんと長期的に儲かる物件を買いたい。

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