こんにちはJOJOです! 今回は、賃貸管理大手の(株)レオパレス21の決算内容から、一人暮らし向け賃貸マーケットの動向を占ってみたいと思います。
好調なレオパレスの決算内容
では2016年3月期決算内容を見てみましょう。
主力の賃貸事業では、管理戸数が5万6,100戸(同7,000戸増)に増加。
期中の平均入居率も87.95%(同1.38ポイント増)と改善。
売上高4,105億5,200万円(同2.8%増)、営業利益227億6,000万円(同10.9%増)と相変わらず業績は絶好調のよう。
入居率の改善から読み取れるポイントは
特筆すべきなのは、入居率が1.38%改善し、87.95%に上昇している点。
レオパレスのターゲットは主に都市部での一人暮らし。家具・家電・インターネット環境が標準で付いているので、すぐに入居可能。身軽な一人暮らしには最適ですね。
そんなレオパレスの入居率が改善しているということは、一人暮らしの賃貸ニーズが高まっている証拠。
一人暮らしのニーズは景気動向に大きく左右されるんですね。
景気が良くなれば、会社の業績が良くなる。
会社の業績が良くなると、給料・ボーナスが増える。
すると、そろそろ一人暮らしも悪くないなと考えている若者が一人暮らしを始める。
逆に逆に景気が悪くなると生活コストが厳しくなるので、一人暮らしのアパートを引き払って実家に戻る若者が多い。そのため、一人暮らし賃貸市場は縮小するというサイクル。
今は、前者の良いサイクルのようですね。
今後も一人暮らし向け賃貸市場は好調を継続か
しばらくの間は、都市部の一人暮らし向けの賃貸マーケットは安泰でしょう。
僕の所有する20戸もほとんどが一人暮らしの入居者。
ここ最近はありがたいことに、退去があっても家賃を下げることなく必ず1ヶ月以内に入居者が決定。本当にありがたいです。早い場合は退去前に入居者が決まるなんてことも。
アパート経営の観点だと、今の好調な賃貸マーケットは本当にありがたいですね。
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