こんにちはJOJOです!
「定時退社」が都市伝説だと思ってませんか? 17時過ぎからビールを飲んでいるサラリーマンが大勢いることに気付いていますか?
実は世の中には定時退社できる会社や、残業のない仕事が増えています。
政府が推し進める「働き方改革」の成果が出てきたのでしょうか、大手企業を中心に残業を抑制しようとする動きがようやく出てきました。
でも、一方で、まだまだ残業が常態化しているブラックな職場が多いのも事実です。
かくいう僕も以前働いていた職場はブラックを通り越して、「漆黒」企業でした。
深夜残業は当たり前。タクシー帰りもザラ。週末は当たり前のように休日出勤。
こんな漆黒企業で働いてました。
残業代は働いた分だけ出ていたので、まだマシだったのですが、プライベートはほとんどありませんでした。
そんな当時は、残業がない職場があることなんて信じられませんでした。
でも、残業がないホワイトな職場は確実にあるんですね。
残業にどっぷり使っていると周りが見えなくなります。そして、残業がある生活に疑問を持たなくなります。
でも、そんな残業が常態化している方にこそ、気付いてほしいのです。残業は当たり前じゃないと。
仕事は業務時間内に終わって当たり前なんだよね
就業時間ってどの会社でも定められてますよね。9-18時とか。
これは、文字通り就業する時間帯のことです。そして、就業時間以外の時間働くのは異常事態なんですよ。
つまり、残業は異常ってこと。
僕は以前、IT業界という残業が常態化している会社で働いていたので、こんな当たり前の事に気づけていませんでした。
深夜残業が当たり前な会社員「あるある」
IT業界で働いていた時には、「定時退社」は都市伝説だと本気で思ってました。
急に体調を崩して已む無く定時退社したことは何回かありますが、当然のごとく居残り残業をしている上司や同僚に謝りながら会社を出たことを覚えています。
そう、「定時退社=悪」だと思い込んでいたのです。
これは、僕に限った話ではなく、同じ会社で働いていたほぼ全員が共有していたイメージです。当時の職場では、皆終電間際まで働くのが当たり前でした。
これは、僕のいた会社に限った話ではなく、IT/Web業界全体で起きていること。IT業界やベンチャー企業で働く人は同じ経験をしているはずです。
でも、IT業界を離れて、残業のない職場に転職してみると、ブラック会社員として常識だったものが「世間的には異常事態」だったと気づいたのです。
17時には帰宅ラッシュが起きていることを知ってますか?
過去の僕と同じく、残業が常態化している人にとっては、本当に定時で帰れる人たちが大勢いることが想像できないかもしれません。僕もそうでしたから。
そんな方は一度17時に山手線に乗ってみてください。朝の通勤時間帯と同じくらい帰宅ラッシュで混み合ってますから。
また、17時に新橋の立ち飲み屋さんに行ってみてください。既に顔を真赤にしてビールを楽しんでいるオッチャンが沢山いますから(笑)
そうなんです。確かにまだ大多数の日本のサラリーマンは残業するのが当たり前ですが、しっかりと定時で退社してアフター5を楽しんでいる方々も大勢いるのです!
飲み会20時スタートはどこかおかしい
僕が以前勤めていた会社では、会社の飲み会の開始時間は20時が標準でした。それでも開始直後に集まるのはせいぜい総数の1/3くらい。多くの人がだいたい遅刻してからやってきますね。
会社の飲み会を19時スタートに設定しようものなら、周りから空気を読めない奴と言われます。19時でも既に2時間ほど残業しているのですが、それでもまだ帰れないんですよね。
ただ、僕は今ではほとんど残業せずに定時で帰っています。そんな今の僕からすればやっぱり20時開始の飲み会はおかしいですよね。
今では平気で18時飲み会開始に設定しています。明るいうちから飲むビールは美味しいんですよね。また、19時までに入店するとアルコール半額等のハッピーアワーをやっているお店も多いです。お財布にも優しいです。
欧米で働いてみて、定時で帰るのが当たり前だと気づいた
以前、アメリカとイギリスに長期出張していたことがあります。欧米の同僚たちとチームを組んで一緒のプロジェクトに従事していたのですが、彼らの働き方を見て衝撃を受けました。
まず、誰も残業しません。というよりは、16時くらいからチラホラ退社し始めます(笑)。そして、17:30を過ぎた頃には、日本人の僕だけがオフィスにポツリと。
そして、清掃スタッフが馬鹿でかい掃除機を持ってオフィスに突入してきます。掃除機はゴーっという大音量を発しているので、仕事になりません。
そのため、強制的に帰宅させらてしまいます(笑)。
日本でもプレミアムフライデーとか言って、ノー残業デーを推進しようとしていますね。
欧米の場合は、金曜日はノー残業どころか14時くらいになると皆帰ってしまいます。
それでも何人かは会社に残っているのですが、16時くらいになると確実に食堂に集まってビールを飲み始めます(笑)。誰も定時までオフィスで働いてなんていません。
そんな欧米の同僚と働いていると、残業しているのが逆に恥ずかしく感じるから不思議です。
彼らからすると、残業している奴=定時までに仕事を終わらせられないダメな奴
だから、デキル人ほど早くさっさと帰ってしまいます。
これには僕は相当カルチャーショックを感じました。
やっぱり日本の残業はグローバルスタンダードではないのです。
とはいえ、自分だけ先に帰るのは難しい
とはいえ、社員のほとんどが毎日残業している会社に勤めている場合、なかなか自分だけ先に帰るというのは難しいです。
もちろん、「俺は同僚の目なんか気にしないぜ!」と振る舞えるだけの精神的な強さを持っている人は別です。
だけど、僕も含めてほとんどの日本人が夜遅くまで残業している上司や同僚を尻目に、自分だけ先に帰るのは後ろめたく感じるのではないでしょうか?
それに、もし自分だけ残業せずに帰れたとしても、それは会社からするとまだ「余力がある」とみなされることが多いです。
そのため、就業時間は精一杯働いた上で、定時帰りをしているだけなのに、余分に仕事を振られます。そして、結局残業しないと終わらない分量の仕事を抱え込む羽目になるのです。
残業のない会社に思い切って転職しよう
そのため、社員に残業させるのが当たり前の会社にいて、自分だけ定時で退社するのはほぼ不可能です。
仮に意思を強く持って、就業時間内でできない分の仕事は断り、自分だけ定時で帰るようにしたとしても、出世や昇給はできないでしょう。
皆が残業している会社では、残業すること=会社への忠誠心の表れだと考えられるケースが多いです。
そんな場合は、残業のない会社に転職してみるのがオススメです。
残業がなくても給料を上げることは可能
でも、残業がない会社に転職したら、残業代が減って給料が下がるんじゃないかと心配な方もいると思います。
現に僕も以前の会社では、会社の基本給よりも残業代のほうが多かったので、転職してみるまでは心配でした。
でも、実際問題、残業がなくても給与水準が高い会社って沢山あるんですね。
僕の場合は、転職後の会社は「みなし残業代」を導入していました。つまり、残業しても、しなくても毎月40時間分の残業代が固定で支払われる仕組みなんですね。
それに加えて、前の会社よりも基本給が高かったので、残業はほぼゼロになりましたが毎月の給料自体は増やすことができました。
その時、会社によって、こうも給料が違うものかと感心した記憶があります。最初の内は、こんなに労働時間が短くて沢山の給料をもらっても良いのか?とちょっと心配していました。まあ、そんな心配も半年くらいでなくなりましたが(笑)。
残業が少ない会社を見つけるコツ
では、残業が少ない会社を見分けるコツについて紹介したいと思います。
外資系は基本的に残業しない会社が多い
意外かもしれませんが、外資系は残業が少ない会社が多いです。
もちろん、金融やコンサルのように例外的に超絶残業が多い会社もありますが、それ以外の外資系企業では、基本的に残業がありません。
先程書いたように、欧米だと「残業する人=仕事ができない人」というイメージなので、みんな残業しないように定時で仕事を終わらせようとするんですね。
外資系企業がなんで、残業しなくても回るかというと、仕事が増えたらすぐに新規で人を雇うからなんですね。残業するくらいなら、人を雇う。それが外資系のカルチャー。
外資系のマネージャーは残業しないとチームが回らなくなったら、すぐに人事に相談して人を採用します。そこに躊躇はありません。
ただ、ちょっとだけ厳しい話をしておくと、外資系は仕事が減れば、すぐに人を減らします。つまりリストラですね。
国内企業は仕事が増えても簡単に雇用を増やさずに残業でカバーする。その一方で、会社の業績が悪くなって仕事が減っても、すぐには雇用を削減しない。
ただ、仕事もないのに会社に居座るというのはあまり健全とは言えないと思います。
それよりは、勤めている会社で仕事がなくなったのであれば、仕事がある違う会社に転職するほうが会社にとっても、従業員にとっても適切なのではないでしょうか。
もちろん、転職できるだけの経験と能力が必要になりますが、これはプロとして働く上では当たり前ですよね。
正直、会社にしがみつくしかないサラリーマンは幸せだと思えません。
なので、自分の市場価値を高めるためにも、常に結果を求められる外資系に転職するのもアリだと思います。
残業の少ない会社を探す際は、こういったことも参考にしてみてください。
なお、こういった残業がない会社を探す際は、転職サイトのリクナビNEXTが便利です。「残業無し」、とか「休日出勤無し」といったキーワードで求人を検索することができます。
残業がない会社の求人を探す>>リクナビNEXT
寡占化されて競争がない業界も残業が少ない
残業が多いというのは、企業間の競争が激しいということを意味します。それだけ必死になって仕事のクオリティを上げていかないと、仕事が受注できないんですね。
これは、営業を担当している部署には顕著に表れます。
だから、残業をしたくないのならば、企業間の競争が激しくない会社に転職することをオススメします。
例えば、任天堂。少し前の任天堂はWiiがバカ売れしていました。その時、僕の友人は任天堂で販売店向けの営業を担当していたのですが、しっかりと定時で帰宅していました。
なぜかと言うと、競争相手がいないオンリーワン商品なので、販売店のほうから逆に任天堂にWiiを卸して欲しいと頼み込んでくるみたいなんですね。こちらから販売店に提案することすら必要ない。そのため、販売店の依頼を事務的に処理するだけで仕事が完了するので、早く帰れたようです。
もう一つの例は海運業界。巨大なタンカーを保有して、自動車や鉄鉱石といった商材を船で運ぶ業界です。
この海運業界は非常に寡占化が進行していて、大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)しかありません。そのため、業界内の競争が激しくないんですね。
僕の友人がその内の1社に勤めていますが、毎日定時帰りですね。しかも、就業時間が9-17時です。
一般的には昼休み休憩1時間を除いて8時間勤務を標準にする会社が多いのですが、海運業界では、昼休みの1時間も業務時間とカウントしてくれるそうです。そのため、実質的には7時間しか働かないですむそうです。
このように、国内の有名企業の中にも残業の少ない会社は沢山あります。ぜひ色んな角度から企業研究をしてみてください。
ちなみに、残業が多い会社かどうかを調べるためには、社員の評判を聞くのが一番です。キャリコネでは、各会社の社員が口コミを投稿しているので、生の声を聞くことができます。
各社の口コミをチェックする>>10万件の企業口コミで失敗しない転職。キャリコネ
残業の少ない会社を実際に検索してみた
なお、残業のない、定時退社可能な会社を探す際は、リクナビNEXTを使うと便利です。色んな切り口で会社を検索することができます。
例えば
- ワークライフバランスで働く・・・772件
- プライベートの時間を大切に・・・606件
- 限られた時間で効率よく働く・・・39件
その他にも、様々な切り口で簡単に絞り込んで求人を探すことが出来ます。
このように残業をしないですむ求人はたくさんありますから、ぜひリクナビNEXTに登録して探してみてください。
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最後に、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」をご紹介します。これを使えば自分の強みが分かり、転職時の面接でアピールすることができます。
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