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不動産の入居者募集の秘訣は「ブサイク」コンテスト?

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不動産オーナーになれば、常に空室との闘いが待っている。

僕も不動産オーナーになってから6年が建つが、毎月のように入退去を繰り返しています。

一体何人の新しい入居者を迎え入れて来たかもう覚えていないくらいです。

そんな入居募集の中で、気がついたことがあります。

入居者募集は「美人コンテスト」ではなくて「ブサイクコンテスト」なんだと。

美人コンテストと勘違いしがちな大家さん達

美人コンテストと言うのは、多くの候補者の中から一番きれいな人を投票する仕組みです。

僕たち大家は入居付けを美人コンテストと同じ発想で考えがち。

美人コンテストで選ばれるためには一番きれいじゃないといけない。

物件の築年数も新しくないといけないし、間取りや設備も常に最新のものを取り入れる必要がある。

やれ新築を建てようだとか、リノベーションしようかとか。

常に一番高い魅力やスペックを持つ物件にしないと、入居付ができないと勘違いしてしまうのです。

実際は入居付はブサイクコンテンスト

さて、ブサイクコンテストの説明をさせていただきます。

ブサイクコンテストは、数多くのブサイクの中から、一番マシな人を投票するコンテストです。

中にはちょっと太っちょの人も入れば、厚化粧の人もいる。

でも、そんな中で比較的良さそうな人を選び出す。

実は、入居付けはこのブサイクコンテストの原理で行われることが多いのです。

それは、入居者の心理を考えてみるとわかります。

一人暮らしのOLさんを例に考えてみましょうか。

このOLさんはオシャレで、社交的。

そんな彼女はできることなら六本木や元麻布の新築高層タワーマンションに住んでみたい。

でも、実際にOLさんの給料ではとても住める家賃じゃない。

じゃあ、どうするか?

エリアを変える人もいるでしょう。六本木は無理だけど、東急目黒線沿線の日吉辺りだったら住めるかなとか。

間取りを工夫する方法もあります。1LDK希望だけど、いっそのこと1Kでいいやとか。

築年数だって、見た目がソコソコきれいだったら築古でも良いやとか。

そう、色々と妥協するのです。

人間誰でも一番お気に入りの賃貸住宅(美人)に住みたいと思うものです。

でも、実際には色んな制約条件の中で、落とし所を探りながら住むところを選択しているのです。

これって、ブサイクコンテストに似ていませんか?

入居者に選んでもらうためには、少しの差別化がされていれば十分

そんな中で、入居者に選んでもらうためには、一番の美人である必要はありません。

他のブサイクさん達よりも、ほんのちょっとで良いから有利な点があれば良いんです。

例えば、インターネット無料がついていたり、宅配ボックスがついているという些細な違いです。

こうして、決まる物件と決まらない物件が2分されていくわけです。

ものすごい大金を投じて街一番の美人にならなくても、小金を使ってちょっとオシャレすればきっと気に入ってくれる入居者の人は現れるはずです。

お金は賢く使っていきましょう!

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