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価格高騰で投資用不動産の購入意欲マイナス 価格の転換点

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こんにちはJOJOです! 野村不動産アーバンネット(株)が2017年度「不動産投資に関する意識調査」の結果を発表しました。

買い時感は大きく減少

投資用不動産の買い時感についてアンケートを取っているのですが、結果としては購入ニーズの減少が見て取れます。

  • 買い時:26.8%(前年比5.9ポイント低下)
  • 間もなく買い時が来る:21.0%(同0.3ポイント低下)
  • 買い時はしばらく来ない:52.2%(同6.2ポイント上昇)

買い時感が昨年よりも5.9%も減少し、一方で買い時はしばらく来ないという感想が52.2%を占めています。

この不動産価格高騰の影響を受けて、不動産投資家の購入ニーズが減退していることがわかります。

僕もそうですが、しばらくは様子見している投資家も多いのではないでしょうか?

特に大家仲間の間では、既に収益物件を複数棟持っている方は売却に動いている人のほうが圧倒的に多いです。最近、購入したという話はほとんど聞きません。

皆さん数年前の不動産価格が低かった時期を知っているからでしょうか、今は買い時でないと判断しているようです。

1年後の不動産価格の行方

では、次に1年後の不動産価格の行方について観ていきましょう。

  • 上がる:24.9%(同5.9ポイント低下)
  • 下がる:26.6%(同7.8ポイント上昇)
  • 横ばい:48.5%(同2.6ポイント低下)

今年始めて「上がる」と答えた人よりも「下がる」と答えた人の割合が増えました。どうやら先安観を持っている人が多いようです。

個人的には一年後はまだ価格は横ばいかなと考えています。

株式市場を見る限り、アメリカも日本もどちらも絶好調です。

特にアメリカは今年2回めの利上げを乗り切り、それでも株価が上がり続けています。

多少経済指標に弱さが出てきましたが、それでもまだまだ元気いっぱいです。

FRBも今後しばらくはアメリカ経済は好調を維持するとの見方を崩していないです。

そのため、向こう1年くらい世界経済は好調ではないでしょうか。

ただ、世界中で、不動産価格はもはや限界というところまで上昇しつくしているので、これ以上上がり続けるかというとそうは思いません。横ばいでしょう。

平均所得に対して一番不動産価格が高いと言われている香港ではワンルームのマンションが5,000万円もします。2LDKだと1億円超える物件も普通のようです。

そのため、一般庶民が不動産を購入するのはほぼ不可能な状況になっています。

今後の購入意欲

最後に今後の不動産投資への意欲について紹介します。

  • 買い増しを検討したい:が53.1%
  • 買い替えを検討したい:28.5%
  • 所有物件を保有し続けたい:11.7%

半数以上が、不動産を買い増ししたいと考えているようですね。まだまだ不動産投資家の鼻息は荒いようです。

今は高くて購入はしたくないけど、今後値段が下がったら買いに行く投資家が多いということでしょう。

この状態ですと、不動産価格が多少下がると、一斉に買いに動き出す人が多いので、そう大きく不動産価格が下がることはないと思います。

逆に言うと、今のところ不動産経営が順調な方は多く、不動産投資をやめたいと考えている人は少数派ということですね。

経済は必ず循環します。今は好景気ですが、いずれ不景気がやってきます。

そうなった時に不動産価格はまだ下落を始めます。また一方で、一人暮らしをしていた人が実家に戻ったり、結婚するカップルが減るので、賃貸住宅のニーズが減少します。つまり家賃下落、空室率増加が起こるでしょう。

そうなると、今よりも不動産経営が難しくなります。そうして、不動産投資を手仕舞いする方も増えてきます。

そんな時に、しっかりと満室経営を続けて、不動産を安く購入できるようにしっかりと体力をつけておきたいと思います。

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