こんにちはJOJOです!
仕事のやりがいって何で決まりますか?
人それぞれですが、一般的には「給料、人間関係、仕事内容」の3つのポイントが挙げられます。
その中でも、一番重要なのは給料。もちろん、人間関係や仕事内容も大事ですが、仕事とは何よりも生活するために行うもの。
そのため、最低限の給料が保証されなければ仕事はできません。
日本人は一般的にお金の話をためらう人が多いですね。仲の良い友達同士でもお互いの給料の中身を具体的に公表したりしないんじゃないでしょうか。
でも、やっぱりお金って重要です。幸福度を決める大きな要素になっています。
なので、多くの人が仕事での対価、つまり「給料」を気にしているはずです。「できれば給料はたくさん欲しい、ボーナスも沢山欲しい」というのが本音でしょう。
しかし、現実はなかなかうまくいきません。世の中には、給料の低い会社もあるのです。そして、給与水準が低い会社の中でいくら頑張って働いてもなかなか給料は上がりません。すると、不満が溜まってしまいますよね。
こうならないためには、自分で自分の人生を変える行動を起こす必要があります。ということで、今回は、給料が安くて悩んでいる人向けに給料を上げる方法を紹介しますね。
「働いている時間の割には給料が高くない」「彼氏の給料が安すぎて結婚できない」と悩んでいる人も参考にしてみてください。
【最初に知るべきこと】何も行動しないと給料は上がりません
まず、大前提として、今の会社で同じような働き方をしていても、給料は上がりません。
バブル崩壊までは年功序列で給料が上がっていましたが、現在は社歴が長いだけで給料が上がるほど甘くありません。
昇給して、給料を上げるためにはそれなりの成果が求められます。
また、転職するにせよ、自ら行動し始めない限り現状は変わりません。
待っていても、ヘッドハンティングなんて絶対にされませんからね。
そのため、大前提として、給料を上げるためには「自分の環境を変えてみる」ことが大前提となります。
他人任せでは絶対に自分の人生は変わりません。変わったとしても幸せにはなりません。
自分の人生は、自分で切り開いていくものなのです。
給料を上げる3つの方法
まず、知っておきたいのが給料を上げる方法。普通のサラリーマンとして現実的に考えられるのは、以下の3つ。
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- 今いる会社で昇給する
- 転職する
- 副業する
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では、それぞれの方法で具体的にどのような行動をしていけばいいのか、説明していきますね。
今いる会社で昇給する
まず、イメージしやすいのが、今いる会社で昇給して給料を上げること。一番リスクが低いやり方ですね。
ただし、多くの人が誤解していることがあります。
それは、「仕事で成果を出す=昇給(出世)する」とは単純に言い切れないことです。
もちろん、仕事で成果を出せば、会社で認められる可能性は高まります。ただ、この成果というのが案外難しいのです。
例えば、営業マンを例に挙げましょう。営業マンは売上が全てだと考えている方もいるかもしれません。ただ、現実的に売上の多寡だけで評価が決まる会社は例外的です。
給料が完全歩合制のような特殊な営業職だけに限定された話です。
実は、多くの会社が売上や販売数だけでは営業マンの成果を図っていません。
それよりも、「コミュニケーション能力」で評価されることのほうが多いです。
何故かと言いますと、多くの会社では営業マンが案件を獲得するためには営業担当以外の部署の協力が欠かせません。
例えば僕が在籍していたIT企業を例にとって説明します。
僕は企業の大規模システムを受注する営業の仕事をしていました。ただ、システムを受注するためには、サーバー等のハードウェア商品を作る人が必要ですし、システムを構築するSEやプログラマーも必要です。
また、見積書の作成をサポートしてくれる営業アシスタント、顧客からの入金をチェックしてくれる経理担当者も必要ですね。
このように営業マンが仕事を受注するためには、様々な他部署の方の協力が必要になるのです。そのため、営業マンが大型受注をしたとしても、それは営業マン個人の力が貢献した割合は実はそんんなに大したことありません。
そのため、多くの企業では「受注実績」よりも、同僚とのチームワーク力、つまり「コミュニケーション能力」のほうが評価されます。
営業成績で成果を出すよりも、コミュニケーションで成果を出すほうが難しい
そして、一般的に言って、営業成績で成果を出すよりも、「コミュニケーションで成果を出す」ほうがとっても難しいです。
これは僕自身も経験しました。
当時転職したての僕は「営業成績を上げること=評価される」だと信じて、売上数字を上げることだけに集中していました。
売上優先ですから、社内のチームワークや人間関係なんて二の次。売上を上げるためには、営業以外のメンバーは営業マンをサポートするのが当たり前だろうとさえ思ってました。
そのため、対顧客への営業活動には100%の労力を割いていましたが、社内での同僚への気遣いや人間関係にはほとんど気を使っていませんでした。
その結果、営業成績はトップクラスを記録することができたのですが、なぜか会社からの評価はほとんど高まりませんでした。
不審に思った僕は営業成績がなぜ素直に評価されないのか?と上司に質問してみたことがありました。
その際に言われたのが、営業マンは自分だけで売上を上げることができるわけではないこと。
あくまで会社の一員として仕事をしている以上、チームワークを作り上げるコミュニケーション能力が大切だということ。
そうなんです。僕は営業成績を上げることだけに夢中になっていたため、社内の同僚との仲が気まずくなっていることすら理解していませんでした。
今考えると、上司の言うことはもっともですね。チームプレイで営業しているわけですから、チームの士気を上げられない営業マンは評価されません。
それからの僕は、営業成績よりも、社内で味方を作ることにエネルギーを注ぐことにしました。その結果、徐々に僕の仕事内容も評価されるようになってきて、昇給もすることができました。
ただ、ポイントは、コミュニケーションを強みとして活用し、社内人脈を作ったり、評価を高めることはとても難しいということ。個人的には、営業成績を残すよりも、コミュニケーション能力を駆使して自分の評価を上げるほうが難しいと思います。
というのも、コミュニケーションで成果を上げるというのは、同僚や上司に人間として気に入られるようということ。これって、実はとても難しいです。
営業成績だったら、売上の数字といった形で具体的に測定できます。でも、人間として好かれているかどうかは定量的に測ることはできません。とても曖昧な評価です。
よく、会社で出世するのは成果を出すタイプよりも、周りと上手くやる政治力が高いタイプだと言われます。僕自身の周りをみてもこれは事実だと思います。
そのため、「今いる会社で昇給する=社内政治で成果を出す」ことだと考えたほうが良いです。そして、社内政治で成果を出すことは実は一番難しいことです。
会社にはそれぞれの社風があります。そして、だいたい同じような性格や好みを持った人が集まっています。
自分がその会社の社風に合っているのであれば、コミュニケーション能力を駆使して社内政治を乗り切り出世することができるでしょう。
でも、どうしても会社の社風や同僚の気質に馴染めない方も多いのではないでしょうか。
その場合は、今いる会社で無理に社内政治を頑張るよりも、思い切って外に出る(転職する)という選択をしたほうが成功します。
転職サイトと転職エージェントを使ってみる
では、いざ転職しようとした時に使えるツールは2つあります。
それは、「リクナビNEXT」のような転職サイト、「リクルートエージェント」のような転職エージェントの2つ。
これはそれぞれ特色があるので、人によって使い分けが必要になってきます。(もちろん、両方使ってもOK。登録、利用無料です)
転職サイトは比較的、時間に余裕のある方向け。沢山ある求人を自分で、選択しながら応募する案件を決める。主体的なアプローチといえますね。
なので、自分が求める会社や職種が明確な方で、求人を詳しく比較、検討したい人にはぴったりなんですね。
まずは自分の強みを知ろう
転職活動の際に一番重要なのは、自分の強みを理解して、売り込むこと。
アピールポイントを的確に理解しているということですね。そのアピールポイントは自分が自信を持っているだけではなく、客観的に他の会社から見ても魅力的なものである必要があります。
では、どのように客観的に自分の強みを判断できるでしょうか?
リクナビNEXTには自分の強みを知ることができる「グッドポイント診断」があります。
これを使えば、面接の際にアピールできる強みや経験がわかるので、まずは受けてみるといいですよ。
もちろん無料です。
自分の強みを知る>>グッドポイント診断
転職エージェントはプロのアドバイスが欲しい人にオススメ
一方、転職エージェントはまだ自分が行きたい会社や業種が明確に決まっていない方にオススメです。
理由は、エージェントがあなたを客観的に判断して、あなたに向いている企業や職種を積極的に提案してくれるからです。
もちろん、あなたの希望をじっくりと聞いた上で、最適な求人を提案してくれます。
転職活動はあなたと企業とのマッチングです。お互いの相性が合わないと面接に受かりませんし、受かってもその後仕事に苦労することになります。それではなんのために転職したか分かりませんよね。
エージェンとは、あなたという人物をしっかり理解した上で、マッチした企業を提案してくれます。
そのため、成約する可能性が高いです。
しかも、エージェンとは希望する企業や業界に精通しています。そのため、入社する前に、企業の雰囲気、勤務状況(残業の多寡)、給料、昇給のしやすさ等のぶっちゃけ情報を聞くことが出来ます。
そのため、実際に入社してからも、自分の思っていたイメージ通りということが多いです。
じっくりと自分の強みをプロに判断してもらい、最適な求人を提案してほしい人は転職エージェントの力を借りてみてください。
転職エージェント給料の交渉までしてくれる!
しかも、転職エージェントは相手先の企業と給料の交渉までしてくれます。
面接では希望する給料の額を聞かれることが多いです。でも、この質問って難しいですよね。
高すぎる額を希望しても向こうから断られるかもしれませんし、安すぎるとそもそも給料を下げられる可能性がある。
この難しい給料の交渉もエージェントが代行してくれます。
そのため、面と向かって給料の話をするのが苦手だという方にも転職エージェントは向いています。
給料を上げたいなら同業他社へ転職を
なお、給料を上げるのが目的で転職するのであれば、気をつけるべきポイントがあります。
それは、今の会社と同じ業界に転職することです。その理由は、未経験の業界に飛び込んでも給料は上がらないからです。
企業は転職者に対して即戦力を求めます。新卒や第二新卒であれば、育成前提で未経験採用しますが、中途であれば「すぐに貢献してくれる人材」を求めたいのが企業の本音。
だから、即戦力だと判断してくれれば、最初から高い給料を提示してくれます。
一方で、未経験で異業種に転職した場合、その業界のしきたり、ビジネスモデルを理解する必要があります。そのため、どんなに優秀な人材でも即戦力になるには時間がかかります。
そのため、未経験の場合は、最初の給料は低めに提示されることが多いです。
給料を上げるのが目的で転職するなら、同業他社が一番です。
雇う側も今まで競合だった会社の実情を知っている人が入ってきたら即戦力ですよね。なので、高い給料を提示してもらえる可能性があります。
同業界だけど、業種が違う会社もオススメ
もう一つオススメなのが、今と同じ業界なんだけど、業種が違う会社に転職するというパターンです。
例えば、IT業界を例にあげます。
IT業界と一括りに言っても、様々なプレーヤーが存在します。
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- ITを利用する会社(システムを発注する側) 例:ITを利用するほとんどの会社
- IT導入をサポートするコンサル会社 例:アクセンチュア、アビームコンサルティング
- システム開発を請け負うSier(システム開発会社) 例:IBM、NEC、富士通等
- Sierに商品を販売するメーカー(ハード/ソフト) 例:オラクル、SAP、セールスフォース
- IT系の商材を扱う商社 例:大塚商会
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一番メジャーなのは、システム開発を請け負うSierですね。そして、一般的な転職と言うと、IT業界でも、同じ業種内での転職が考えられると思います。NECからIBMに転職するようなパターンですね。
ただ、このような平行移動の場合、仕事内容はあまり代わり映えしません。また、給料についても同じ業種のためにそんなに大きな違いがありません。
そのため、仕事内容も変えたいし、給料も上げたいと考えている方にとっては、同業界なんだけど、違う業種の会社へ垂直移動するという選択肢もあります。
例えば、次の例が挙げられます。
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- Sierで働いていたSEがITコンサルの会社に転職して、ITコンサルタントになる
- Sierで働いていた営業がソフトウェアメーカーの営業に転職する
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この場合、業種は違うのですが、業界は同じなので、自分が培ってきた知識・ノウハウ・人脈をそのまま活かせることも多いです。
しかも、業種は違うので、仕事内容も違ってくるので、新鮮な気持ちで新しい仕事を楽しめます。
また、同じIT業界と言えども、業種によって給与水準が異なります。
例えば、上の業種を給料の高い順に並べてみましょう。
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- IT導入をサポートするコンサル会社
上流工程に携わるコンサル会社は給与水準が高いです。若手でも年収1,000万円は軽く突破。ただし、残業も多いです。 - Sierに商品を販売するメーカー(ハード/ソフト)
オラクルとかSAPといったソフトメーカーは外資系が多く、国内のSierに比べても給与水準は高いことが多いです。こちらも年収1,000万円突破はそんなに難しくないです。 - ITを利用する会社(システムを発注する側)
Sierの顧客である会社で社内SEになるパターン。顧客の業種や規模によりまちまちだが、例えば給与水準の高い銀行や商社の社内SEとして転職できれば、給料も高くなる。 - システム開発を請け負うSier(システム開発会社)
IT業界の中では、標準的な給与水準。30歳で年収600-700万円くらい。 - IT系の商材を扱う商社
IT業界の中では、少し給与が安め。30歳で年収500万円くらい。
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このように、同じ業界でも給与水準は大きく異なります。そのため、業種を変えて転職することで、給与アップも可能になります。
今の仕事とは違う職種にチャレンジしたいけど、給料アップも狙いたいという方にオススメの転職パターンです。
どうしても異業種にチャレンジしたい方は
とは言え、やっぱりどうしても今まで関わったことのない異業種に挑戦したいという方もいますよね。その場合、給料が下がるのはやむを得ないのでしょうか?
一般的には給料は下がります。即戦力になれないのですからある意味仕方ないですね。
ただ、異業種への転職でも給料アップをする方法があります。
それは、次の2つの条件を満たして転職することです。
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- 同じ職種を選択する
- 給料の高い企業を選択する
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1つ目は、営業なら、同じ営業職の採用に応募します。業界が異なったとしても、同じ職種であればツブシが効くことが多いです。
現に、僕の元同僚はシステム開発会社の営業から、大手ビール会社への転職を成功させました。業界的にはまったく異なりますが、同じ営業職だったため、即戦力として採用されたようです。
2つ目は、給料の高い企業を選んで応募することです。企業の平均年収をチェックするには企業の口コミを見れるサービス「キャリコネ」を使いましょう。
このサイトでは、会員登録すれば、いろんな企業の年収を見ることができます。
同じ業界の他社の年収をチェックし、転職時の参考にできます。面接の際に希望の給料を聞かれた場合にも、これを基準に回答すれば大きくズレることはありません。
これを使えば、「年収アップ」のヒントをもらえるので以下のサイトから登録してみてください。
在職したままで、転職活動を始めよう
必ず在職のまま転職活動をしましょう。決して、会社を辞めてはいけません。
その理由は、会社を辞めてしまって退路をたった状態で転職活動をするのは不安が大きくなるからです。
収入がない状態で転職活動を行うと、貯金が尽きるまでに次の転職先を見つけないといけないのでプレッシャーが大きくなります。
その結果、条件面で妥協してしまうリスクがあります。
転職でそういったリスクを犯すのは危険です。
在職中であれば、転職活動が不調でも問題ありません。こうした安心感が良い結果にもつながります。
なので、会社に在籍しながら活動しましょう。
本業が忙しい場合は、転職エージェントを活用しよう
ただし、本業を続けながら、転職活動するのは時間もなくて大変。転職先の企業研究の時間もままなりません。そんな時は前半でも紹介した転職エージェントに頼っちゃいましょう。
転職エージェントは自分の代わりに色んなサポートを行ってくれます。
僕の周りの転職経験者は、声をそろえて転職エージェントを活用して効率的に転職活動ができたと言っています。
転職の際はエージェントの力を借りましょう。
転職プロからノウハウを無料で手に入れられる
転職エージェントはそれぞれ専門業界や職種を担当しているので、その業界や職種の平均年収や労働環境について熟知しています。
また、面接でどのような質問がされるのかも熟知しているので、模擬面接ができます。
そういったプロの知見をぜひ活用することをオススメします。
1人で活動するよりそっちのがずっと楽ですから。(転職エージェントの利用は無料です)
あと、転職活動を進める上では自分の強みを知っていると、履歴書作成、面接でアピールできます。敵の前に己を知るという意味でも、転職サイト「リクナビNEXT」のグッドポイント診断を事前に受けておいてください。
無料で強みを知る>>グッドポイント診断
長くなりましたが、以上が、転職で給料を上げるためのコツです。
転職活動を考えている方の参考になれば幸いです。