こんにちはJOJOです! 「いつかは海外勤務をしてみたい、海外部門で働いてみたい」とお考えの方も多いと思います。
これだけ企業がグローバル化してくると、英語が話せる方がビジネスパーソンとしての価値が高まります。
また、最近では日本を訪れる外国人観光客が急増しており、国内のほとんどのサービス業でも英語が必要になってきています。
そんな中、いつかは外国人と英語でスラスラと仕事ができるようになれたら良いな~と憬れを持っている方もいると思います。
何を隠そう、かつても僕もそうでした。
大学卒業後、国内を主なマーケットにしたIT企業で営業をしていました。
お客様は国内なので、仕事で英語を使うことはゼロでした。
では、僕自身が英語を話せたかと言うと、まったくそんなことはありません。
TOEICの点数で言うと500点くらい。仕事はおろか、海外旅行先でもロクに英語は話せない状態でした。
そんな僕でも、いつかは海外部門に異動して、英語でバリバリと仕事をこなしたい!と密かな情熱を持っていたのです。
でも、現実的には英語が話せない僕に、海外案件の仕事がアサインされることはありませんでした。
そのため、英語で仕事をするなんて、夢のまた夢だなあ~と感じながら国内営業の仕事をしていたことを思い出します。
そんな僕も、今ではほとんどの仕事を英語でこなしています。メールはもちろん、商談も英語で行うことが多いです。海外出張も月に1回のペースでこなしています。TOEICは900点以上あります。
今回、英語が話せなかった僕が、どのように海外部門での仕事を獲得し、英語ができるようになったをご紹介したいと思います。
英語はできないけど、いつかは海外部門で働きたい!とお考えの方の参考になれば幸いです。
ほんの少しだけ英語力を鍛える
まず、海外部門で働きたいのであれば、少しだけ英語を勉強しましょう! こう言いますと、「英語を自力で勉強して、話せるようになるなんて絶対無理っ!」と思うかもしれません。
でも、僕が言いたいのは、最低限の英語力を身につけることです。TOEICで言うと600点が目安です。
はっきり言って、TOEIC 600点くらいでは仕事になりません。でも、良いのです、英語は仕事で使っている内にできるようになります。なので、仕事で使えるレベルの英語力は必要ありません。
コイツに海外案件の仕事を任せてもひょっとしたらできるかも?と会社に思わせる最低限の英語力があれば良いのです。
それがTOEIC 600点です。
TOEIC 600点であれば、自分で市販の問題集を買ってきて毎日30分程度勉強すれば半年くらいで十分到達できるレベルです。
仕事が忙しくてそんな時間はないよという方もいると思いますが、スキマ時間をうまく使えば30分くらい勉強にさけるはずです。
僕自身は、昼ごはんをデスクで5分で食べて、毎日30分くらい英語の勉強をしていました。
僕は将来的に仕事で英語を使いたいと思っていたので、より実践的な英会話を中心に勉強しました。
具体的にいうと、オンライン英会話(DMM英会話)を利用したんですね。
DMM英会話は毎月6,000円支払うだけで、25分間の英会話レッスンを毎日受講することができます。
スマホさえあればどこでもレッスンが受講可能なので、僕はよく会社帰りにカフェによってレッスンを受けていました。
最初はカフェでスマホに向かって一人でブツブツ英語を話すのが少し恥ずかしかったですが、そのうち同じような人がカフェには沢山いることが分かって、平気になりました。
ちなみに、オンライン英会話を受講するためにカフェに行くのなら、スタバやタリーズと言ったオシャレ系ではなく、ドトールやベローチェのような安めのカフェのほうがオススメです。
スタバやタリーズでは、PC持ち込んで黙々と仕事している人も多いため、店内は静かです。なので、隣で英会話レッスン受けてるとちょっと邪魔なんですね。
逆にドトールやベローチェだと、世間話ししているおばちゃんや学生が多いので、基本的に店内が騒がしいです。スマホに向かってブツブツ英語話していても気にならないのでオススメですよw
TOEIC600点くらいなら市販の参考書を買ってきて自習すれば十分到達できるのですけど、意外と毎日コツコツ勉強し続けるのって難しいです。
特にすぐにサボってしまう僕には無理でしたね。
なので、有料のオンライン英会話に加入して、「元を取るために勉強しないと損だ!」と自分を追い込むのも有効かなと思います。
DMMでは2回まで無料でレッスンを受けることができるので、英語の勉強方法を決めていない方は一回試してみると良いでしょう。
DMM英会話の無料レッスンを試してみる>>DMM英会話
ちなみに、僕はDMM英会話を始めて2ヶ月ほどでTOEICのスコアが500 -> 650点に上がりました!
2ヶ月で合計12,000円かかりましたが、目標のスコア600点を軽々と達成できたので、悪くない投資だったと思っています。
海外部門がある会社に転職する
TOEICが600点を超えることができたら、次に目指すは海外部門がある会社で働くことです。
現在働いている会社に海外部門があるのならば、わざわざ転職する必要はありません。
ただ、残念ながら海外部門があっても、異動希望が通るわけではありません。
僕の場合はそうでした。僕は海外売上比率が10%くらいのIT企業に在籍していたのですが、海外部門への異動希望を出し続けても結局異動が叶うことはありませんでした。
やっぱり海外売上比率が少ない会社では、そもそも英語を使う仕事がほとんどありません。そのため、異動希望を出してもなかなか叶わないのですね。
そのため、僕はまずは海外売上比率が高い会社に転職することを考えました。
でも、英語もできないのに、いきなり海外部門に転職なんてできるのでしょうか?
結論から申し上げますと、難しいです。
でも、海外売上比率が高い企業の国内向けの仕事に転職することは可能なのです。
とにかく海外売上比率が高い企業に潜り込む
僕の場合はまさにそうでした。前の会社は海外売上比率が少なかったため、英語での仕事がそもそも少なかったです。
そのため、僕はまず海外売上比率が高い企業に転職することを目的としました。
海外売上比率が高い企業であれば、仕事で英語を使う機会も多いため、異動のチャンスも多いと考えたからです。
ただ、僕自身、英語で仕事をしたことが無かったので、いきなり海外部門への転職は不可能でした。
そのため、海外売上比率が高い会社での国内向けの営業職に応募しました。
どんなに海外売上比率が高い会社であろうとも、日本の会社であれば国内向けの仕事は必ずあります。だって、日本でモノを売っているわけですから。そして、そんな会社でも国内向けの仕事の求人があることも当然あります。
僕はそのような応募案件を見つけて、なんとか海外売上比率が高い会社に潜り込むことができました。
ただ、当然ながら転職した先も国内営業部門。英語で仕事をするわけではありません。ですが、海外売上比率が高い会社では、海外との取引も日常茶飯事。
国内営業の一つ隣の島では、海外営業部門が仕事しているという感じで、非常に海外営業が身近なんですね。それだけチャンスがあるということです。
ちなみに、転職サイトでは、海外での仕事がどのくらいあるのかをリサーチすることができます。海外案件の求人が多い会社は、それだけ海外部門で働くチャンスが多いということです。
ちなみに、リクナビNEXTでは「海外営業、海外事業」といったキーワードでマッチする求人を探すことができます。
海外案件の仕事を探す>>リクナビNEXT
また、転職エージェントに相談して、将来的に海外部門や海外勤務の可能性が高い企業を紹介してもらうことも可能です。
転職のプロに相談する>>リクルートエージェント
少しだけ英語が必要な仕事に異動希望を出してみる
そして、しばらくは転職先での国内営業の仕事を頑張ります。将来的には海外営業を希望するのですが、実績や会社への貢献が無い人間を他部門へ異動させることはまずありません。
そのため、転職してからはある程度頑張る必要があります。
1,2年国内営業の仕事で働いてくると、実績も出来ますし、何より社内人脈ができてくると思います。
そのタイミングで、少しだけ英語が必要な仕事に異動希望を出すのです。
僕の場合は、日本とアジアを対象とするマーケティング部門へ異動希望を出しました。
その部署では、メインは日本マーケットなのですが、アジア諸国の販売会社との調整も仕事に入っていました。そのため、僅かではあるのですが英語での仕事がありました。
僕は知り合いのつてを使ってその部署の上司と面談をして、何とか潜り込むことができました。こんなんばっかりですね(笑)。
そこで、生まれて初めて仕事で英語を使うという経験をします。
と言っても、簡単な用件をメールでアジアの販売会社の人たちに伝えるだけなんですが。
でも、とにかく英語で仕事ができる!という体験そのものが新鮮で、毎日が楽しかったのを覚えています。
最初はアジア人の話す英語のほうがハードルが低い
そして、最初に英語で仕事をしたのが、アジア人の同僚相手だったというのもラッキーでした。
同じ英語で仕事をすると言っても、英語が母国語であるアメリカ人やイギリス人相手と、英語が第二外国語であるアジア人相手ではまったく違います。
圧倒的にアジア人相手の英語のほうが楽です。
それは相手も英語が第二外国語なので、難しい表現を使わずに、比較的ゆっくりと話してくれるからです。
しかも、国内企業の現地販売会社だと、日本語ができる人も一定数います。そのため、英語で困ったときには、日本語で話しても通じちゃうことがあります。特に韓国には日本語ができる方が多いです。この辺もアジア人ならではですね。
そのため、英語で行う最初の仕事としては、アジア人相手が最適です。
アジア人相手の英語で訓練した後に、度胸をつけてから欧米の英語ネイティブな方々と仕事をしていくほうが良いと思います。
がっつりと英語が必要な部署に異動してみる
アジア人相手の簡単な英語のやり取りといえども、英語で仕事をするという経験を積むことは大変貴重です。
正直、そんなに英語力は飛躍的に伸びませんが、会社の中では「英語を使った仕事をしている」という評価を得ることができます。
この評価がとても大事で、ある程度評価されると、今度は欧米向けの海外営業のようにガッツリと英語を使いまくる部署へも異動のチャンスが巡ってきます。
僕の場合は、日本・アジア向けのマーケティングに2年ほど従事した後で、うまい具合に海外営業に異動することができました。
海外営業では欧米を担当しましたので、毎日がネイティブとの会話です。ネイティブの使う英語は難しいし、早いです。
そのため、最初の1年ほどは死に物狂いで仕事していました。特に電話会議が大変で、ただでさえ英語が聴き取れないのに、音声品質の悪い電話会議はまったく理解できませんでした。
ただ、1年ほど仕事をしていると、自然と英語ってできるようになるんですよね。
もちろん、海外駐在経験がある人みたいに流暢な英語は話せませんが、先方の話す内容を把握し、こちらの伝えたいことを正確に伝えるだけの英語力は身につきます。
そんなこんなで、いつの間にかTOEICも900点を超えるようになっていました。今ではもうTOEICは受験していません。
まとめ
このように、英語がまったくできない僕でも、希望通りに海外部門で英語をバリバリと使う仕事に従事できるようになりました。
確かにいきなり英語を使う仕事に従事できるわけではないですが、きちんとしたステップさえ踏めば海外経験がなくても海外部門で仕事ができるようになります。
そのためには、以下の2つの基準をクリアするだけです。
- 最低限の英語力を身につける(TOEIC 600点)
- 海外売上比率の高い企業にとにかく転職する
あとは、本人のやる気があれば大丈夫だと思います。
英語で仕事ができるようになりますと、視野も経験も一気に広がります。そして何よりも、ビジネスパーソンとして価値が高まり世界中どこででも通用するようになります。
「いつかは英語で仕事をしたい」と思っている方、一緒に頑張りましょう!
英会話を学ぶ>>DMM英会話
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転職のプロに相談する>>リクルートエージェント