こんにちはJOJOです!
僕はアメリカに頻繁に仕事で行くのですが、その時にかかせないのがウーバー。
タクシーの配車アプリです。
スマホで、行き先を指定すれば、タクシーが勝手に迎えに来てくれます。
そして、支払いも自動で済ませられるので、タクシーが目的地に着くのを待つだけ。
アメリカで煩わしいチップの支払いもなし。
英語だって一言も話さなくても問題なし。
というわけで、アメリカを中心に世界中でウーバーの利用者は急増しています。
タクシー代込の賃貸アパート
そんなウーバーが不動産企業と提携しタクシー代込みの賃貸アパートを提供すると発表しました。
通常アメリカは車社会で、通勤・通学はもとより、どこに行くにも車が必要です。
アメリカの郊外に行くと分かりますが、歩いている人はほとんどいません。
少しの距離も、みんな車で移動してます。
それが、タクシー代込みの賃貸アパートだと、車を所有する必要がなくなります。
毎月100ドル分のタクシークーポンが手に入り、おまけに最寄りの駅までは、何回でも格安でタクシーを利用という太っ腹ぶり。
今後、若者は車を所有せずに、Uberを代表とするタクシー利用が中心になるかもしれないですね。
特に余計なモノを持ちたくない傾向が高いミレニアム世代には受けるかもしれません。
このように車を持たない人が増えてくると、世の中的には良いことがたくさんあります。
まず、アパートには駐車スペースが不要になるために土地を有効活用できるようになります。
アメリカのアパートは建物なんかより、駐車場スペースのほうが広いです。
また、沢山の従業員を雇用している会社も従業員用の駐車スペースを確保する必要がなくなります。
そのため、駐車スペースがないぶん、余計な賃料を払わなくて住みます。
日本でもタクシー代込の賃貸アパートができたら?
もし日本でも同様にタクシー代込みの賃貸アパートが誕生し、主流になったらどうなるでしょう?
駅までは、タクシーを使うことが可能になるので、現在のように必ずしも駅近の物件である必要はなくなりますね。
それよりは、幹線道路や高速インターチェンジの近くとかの物件のほうが人気になるかもしれません。
また、駅近くのゴミゴミした都会に住むよりは、自然があったり静かな環境がよくなりますね。
それに、近くにコンビニやスーパー等の商業施設がなくても特に困りません。
タクシーで5分くらいの距離に商業施設あれば良いですから。
駅や商業施設が近くにない不便な立地を所有する大家さんにとっては朗報でしょうね。
また、駐車場を設ける必要がないので、土地にめいいっぱい建物を建てることができます。
その分広い住居を格安で入居者に貸し出せば人気も出ると思います。
それでも都会に住む必要はある
こう考えると、都会に住まなくても良いんじゃないか?と思えますね。
でも、タクシーを利用する限り都会に住む必要はあるのです。
それは、タクシーがすぐにアプリで呼び出せる立地である必要があるから。
つまり、タクシー運転手の少ない地方ではなく、都市部のほうが適性があるということ。
タクシー代込みといっても長距離の利用は有料になるだろうから、あくまでも電車通勤+タクシーの合わせ技になるでしょう。
そのため、最低限の鉄道網はやはり必要。
そうなると、タクシー込賃貸アパートにとって適切な立地は、都市部で、駅から遠いが閑静な場所ということになりますね。
ウーバーが日本で完全解禁になれば、僕たち大家にとってもこのような影響が出てくると思われます。
今後の動向に注目したいです。
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