ITビジネス PR

自分の好きな時間・場所で仕事ができる! クラウドソーシングをもっと広げよう

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちはJOJOです!

最近良くも悪くもクラウドソーシングという新しいインターネットサービスが注目を浴びています。

昨年ディー・エヌ・エー(DeNA)が荒唐無稽な内容や著作権違反の疑いのある記事をクラウドソーシングを使って大量に量産していたことが話題になりました。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、インターネット上で、Webサイト作成やロゴ作成等の簡単な仕事に関して発注者と受注者をマッチングさせる仕組みのことです。

有名な会社としては以下があります。

例えば、僕の似顔絵アイコンもクラウドソーシングで作ってもらいました。

僕のクラウドソーシング利用体験談ココナラというクラウドソーシングサイトでお気に入りのデザイナーさんを検索し、価格とデザインセンスで納得がいった方にアイコンの作成をお願いしました。

画像一つあたり5,000円で、クレジットカードで支払いしました。

納期も1週間くらいで、サクッと描いてくれてとても助かった記憶があります。

面白かったのは、そのデザイナーさん、世界中を旅しながらデザイナーとして生計を立てているところ。

僕が発注したときには、スロバキアを旅していたそうです。

お気に入りのノートパソコン片手に世界中を気ままに旅し、旅行費用(生活費)は得意なデザインの仕事をクラウドソーシングを使って受注することで賄っているそう。

なんて、自由で素敵な生き方なんだ!

と感動したことを覚えています。正直、出来上がったアイコンのことよりも衝撃を受けました(アイコンも超気に入ってますよ。念のため)

個人が組織に所属せず自由に生きる方法

このようにクラウドソーシングは個人が組織に頼らずに、自分の力で自由に生きる方法を可能にしたサービスだと思います。

だって、クラウドソーシングが始まる前は、せいぜい自分のホームページを立ち上げて、たまたま訪問してくれたお客さんを捕まえることくらいしかできませんでした。

それが、クラウドソーシングであれば実績と信用を積み重ねて、顧客から良いレビューをもらっていけば安定して仕事を確保できるようになりました。

僕がお願いしたデザイナーさんのようにフリーランスで生きている方にとっては、なくてはならないサービスじゃないかと思います。

労働者じゃないので、労働法で保護されない

一方で、DeNAで問題になったのが、受注者(仕事を引き受ける側)はあくまで個人事業主であって、発注者から業務委託という形で発注を受けること。

つまり、労働者じゃないので、労働組合もないし、発注者に比べて権利が弱いということ。

これは資本主義の発展と、それに付随して労働者の権利を守る仕組みが備わってきた歴史を紐解くとわかります。

資本主義では、資本家と労働者という2つのプレーヤーがいます。

資本家は労働者を雇用して、労働してもらうわけですが、圧倒的に資本家のほうが立場が強いですよね。

だって、労働者は代替可能ですから。

そのため、産業革命がイギリスで始まった当初は、労働者はかなり劣悪な状況下で働くことを余儀なくされていました。

ただ、そんな状態だと、労働者は健全な生活を送れないということで、労働者を保護する仕組みが生まれました。

それが労働組合です。

労働者は一人ひとりはか弱い存在だけど、皆で一致団結して資本家と交渉すれば立場を改善できる。

いわゆるストライキですね。

資本家も労働者一人に辞められるぐらいだったら代わりが利きますが、全員一斉に辞めたりすると事業がストップしてします。

こうして、労働者を保護するための法律が整備されてきたわけです。

クラウドソーシングには、この労働者保護の観点が現時点では不足しています。

そのため、DeNAで問題になったようにライター1記事当たりの報酬がたったの300円程度という完全に足元を見たような価格帯にダンピングされてしまった例もありました。

確かに単価は低いけど

確かに1記事あたりの報酬が300円とは低いと思います。1記事を書くのに根拠を調べているうちに最低1時間はかかるでしょう。であれば時給300円です。

ただ、このような場所を問わずどこでもできる仕事というのは昔から単価が低いのは当たり前です。

僕の祖母も家で工場の小さな部品を組み立てる内職をしていたことがありましたが、一つ組み立てて0.5円だったと覚えています。

また、僕の知り合いも小学生向け通信教材のドラゼミの添削をやっていますが、添削一枚当たり200円程度の報酬のようです。

報酬は低いが、時間と場所の拘束がないため、ニーズがあるのでしょう。

そのため、単価が低いのはクラウドソーシングだけではないのです。

また、単価が低いというのは、必要とされるスキルを持っている人たち(供給側)が多いということです。

そのため、単価を上げるためには自分の専門性を高めることで解決することが出来ると思います。

結論

労働者として保護されない、単価が安いという諸問題はあるにせよ、やはり組織に頼らずに自分のスキルと労力一本で自分の好きな時間・場所で仕事ができるというのは何者にも代えがたい幸せだと思います。

確かに正社員として働くよりは安定性も時給も安いかもしれませんが、その分自由を手に入れられるのです。

僕が頼んだデザイナーさんのように生活水準の低い東欧やアジアに生活の基盤を移せば、クラウドソーシングだけでも十分に食べていくことができます。

まだまだ黎明期のため、改善の余地はあるにせよ、僕自身はクラウドソーシングを応援していきたいと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA