新しい働き方

終身雇用が崩壊した今、個人がとるべき生存戦略はコレだ 不動産投資家が徹底解説!

こんにちはJOJOです! 東京都内で3棟20部屋のアパートを経営しています。

日本のトップ企業のトヨタ社長が『終身雇用ギブアップ』をしました。

トヨタ社長の発言のポイントをまとめると次になります。

  • 終身雇用を守るのは難しい
  • 雇用を継続することは企業にインセンティブをもたらさない
  • 育成に時間のかかる新卒一括採用は見直す
  • これからは即戦力の中途採用を積極的に推進

この話を受けて、次のような感想を持った人も多いのではないでしょうか。

『好業績のトヨタでさえ終身雇用が終了した。もう会社は自分を守ってくれないのだろうか?』

『一生同じ会社に勤め上げるのはもう無理なんじゃないのか?』

残念ながら、その直感は正しいです。

新卒の際にどんなに高待遇の大企業に入社できても、一生安泰というのは完全に幻想になってしまいました。

財政破綻した夕張市を見ればわかるように、公務員ですら雇用や給料が保証される時代ではなくなっています。

そして、続いて次のような不安を覚えた人も多いのではないでしょうか。

『今の会社でリストラされたら、どうやって食べていけば良いんだろう?』

『今まで一つの会社でずっと働いてきた。今さら新しい会社に転職するなんて考えられない。』

特に30代以降の人で、転職経験の無い人はこの『終身雇用終了』のニュースに戸惑った方も多いと思います。

そこで、今回は不動産投資によって会社員の数倍の収入を得ている僕の経験を踏まえて『終身雇用が崩壊した今、個人が取るべき生存戦略』を提案したいと思います。

結論から言いますと、次の3つの戦略を取ることが大事です。

これからの生存戦略
  • 変化し続ける人生を受け入れる
  • トライアンドエラーを短期間で繰り返す
  • 将来稼ぐための副業と、今の生活費を稼ぐための本業の両方を持つ

それぞれわかりやすく説明します!

副業解禁は終身雇用終了の布石だった

このトヨタ社長の発言の随分前から、政府が音頭を取って『副業解禁』を進めてきました。

厚生労働省は『モデル就業規則』の中に副業・兼業の章を設け、次のように明確に提示しました。

労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。

この政府・厚生労働省の発表を受けて、世の中は副業ブームになりました。

今まで規制されていた副業が自由にできるようになる訳ですから、会社員の方々からは好意的な意見が多かったように思います。

厚生労働省は『副業・兼業の促進に関するガイドライン』の中で、個人における副業のメリットを次のように提示しています。

  1. 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得ることで、
    労働者が主体的にキャリアを形成することができる。
  2. 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求する
    ことができる。
  3. 所得が増加する。
  4. 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試
    行ができる。

①~③までは『副業で自己実現や所得アップを目指そう!』という夢に溢れたメッセージですね。

ただし、僕は政府が副業を解禁することによる最大の狙いは④だと考えています。

④本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試
行ができる。

この④つめのメリットは次のようにも読み替えることができます。

これから会社は社員を守ることはできない。いつリストラされても自分で転職・起業できるように準備しておこう。

つまり、政府は企業がもはや終身雇用を維持できないことが理解できていたから、その布石として副業を解禁してきたわけです。

そう考えると、副業解禁の後に、経団連会長やトヨタ社長が相次いで終身雇用ギブアップ発言をするのは完全な出来レースに思えます。

おそらく経団連に加入している大企業が政府高官に働きかけて、副業解禁→終身雇用終了の流れを作ったのだと思います。

ただ、企業側には終身雇用を維持できない明確な理由があります。

テクノロジーの進化によって、企業が求める人材が変わる

企業がもはや終身雇用を維持できない理由は、テクノロジーの進化するスピードが想像以上に早いからです。

つまり、テクノロジーが進化することによって、企業が社員に求める能力も大きく変わってきたということです。

例えば、トヨタの属している自動車産業を例に上げて考えてみましょう

ガソリンエンジンが主流だった過去の自動車産業において必要な人材とは次のようなものでした。

  • 熱機関(エンジン)に強い工学系のエンジニア
  • 燃費改善の研究を行う化学系エンジニア

ただし、今後の自動車は電気自動車及びAIが制御する自動運転に変化していきます。

すると次世代の自動車産業で必要な人材は次のように変化します。

  • 電気モーターに強い電機系エンジニア
  • AIにつよいIT系エンジニア

完全に電気自動車に移行すれば、従来の熱機関(エンジン)に関する専門知識はまったく役に立ちません。

自動運転が自動車の主要機能になれば、AIにつよいITエンジニアが重宝されるようになるでしょう。

このようにテクノロジーが進化すれば、そのテクノロジーを支える専門知識が変わるのは当然なのです。

では、20年前にエンジンの専門家としてトヨタに入社した中堅社員はどうすれば良いでしょうか?

既に彼の知識は時代遅れのものになりつつあります。

ここで、皆様が会社の経営者だと仮定してみましょう。

皆様が取れる選択肢は次の2つです。

  1. エンジンの専門家として入社した中堅社員を企業内で再教育して、終身雇用を維持する。
  2. 時代遅れの技術を持った中堅社員には辞めてもらって、最先端の技術を持った若い人材を採用する。

皆様が経営者だとしたら、どちらを選択したいと思いますか?

経営効率から言ったら②の『最先端の技術を持った若い人材を採用する』方を選択せざるを得ないと思いませんか。

①のように中堅社員に再教育を施すことも可能ですが、再教育には時間もコストもかかります。

そうやって再教育している間にも、欧米や中国の競争相手はどんどんと最先端の技術者を採用して、技術力を高めてしまうでしょう。

トヨタと言えども、次世代の自動車産業でナンバーワンの座を維持するのは並大抵のことではありません。

会社の競争力を高めていくためには、欧米や中国企業と同じようにどんどん人材を入れ替えていかざるを得ないのです。

これが今、グローバルで勝負している大企業の中で起きている現実です。

今後の生存戦略とは

このように企業が変わるのであれば、僕たち個人も変わる必要があります。

僕が考える、これからの個人が取るべき生存戦略は次の通りです。

これからの生存戦略
  • 変化し続ける人生を受け入れる
  • 成長性の高い仕事を見極めて、自分の時間を先行投資する
  • 将来稼ぐための副業と、今の生活費を稼ぐための本業の両方を持つ

変化し続ける人生を受け入れる

既に定年を迎えたくらいの世代の方までは、人生は3つのステージで構成されていました。

  • 学ぶステージ
  • 働くステージ
  • 老後を楽しむステージ

小学校入学から大学卒業する20代前半くらいまでの間に、今後の職業人生に必要な知識を学びます。

その後社会人になって、60歳前後まで働きます。

つまり約40年ほど働くわけです。

そして、60歳以降は退職金と年金を当てにしながら老後を楽しむと言った感じです。

ただ、これからはこの3ステージの生き方は通用しなくなります。

理由は2つあります。

  • 寿命が伸びて人生100年時代に突入
  • AI等のテクノロジーの進化が加速

医療の進歩によって、人間の寿命が確実に伸びています。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の著書であるリンダ グラットンによれば、現時点で10代の若者は100歳以上生きる可能性が50%以上もあるとのことです。

寿命が伸びることは人類にとって嬉しいことである一方で、新たな不安の種が出てきます。

つまり、老後資金が足りなくなるという問題です。

平均寿命が70歳くらいの世代までは、60歳で引退しても、余生は10年あまりです。

つまり、退職金と年金があれば十分に老後を全うすることができました。

それが平均寿命が100歳になればどうなるでしょうか?

まず、既に維持困難だと予想されている年金機構が間違いなく破綻します。

60歳で引退して、ほとんどの人が残りの40年間も年金で食べるなんてのは到底無理です。

そのため、皆様ご存知の通り日本政府もやっきになって年金受給開始年齢を引き上げようとしていますね。

リンダ グラットンは人生100年時代に突入すれば、ほとんどの人が80歳まで働く必要があるだろうと予想しています。

となると、人生で働く期間は60年間にもなるわけです。

20代前半までに身に付けた知識だけで60年間乗り切れるかと言うと、さすがに無理ですよね。

しかも、60年間も同じ会社で、しかも同じ職種のままで勤め上げられる人はゼロでしょう。

そうなると、60年間もの長い労働期間の中で、もう一度学び直してまったく違う分野に飛び込んでいくことが求められます。

また、AIに代表されるようにテクノロジーの進化は加速しています。

そして、テクノロジーによって僕たちの生活はどんどんと変化しています。

例えば、僕はアラフォーなんですが、大学生の頃にはスマホなんてありませんでした。

僕は旅好きなので、大学生時代はバックパッカーとして海外放浪していました。

『世界の歩き方』というガイドブックだけを頼りに見ず知らずの外国を歩き回るのです。

当然、スマホも携帯電話すらありません。

道に迷えば地図を片手に、現地の人に身振り手振りで尋ねたものです。

それが今では、道に迷えばgoogle mapがあります。

外国で困ったことが合っても、スマホを通して簡単に日本にいる知人や家族と連絡を取ることができます。

このようにインターネットの登場によって僕たちの生活は一変しました。

そして、驚くことにインターネットが一般利用されるようになってからまだわずか20年しか経っていないのです。

そして、次の技術革命としてAIやロボットが物凄い勢いで研究開発されています。

おそらく、これからの世界は、今までの何倍ものスピードで進化・変化していくでしょう。

このように、テクノロジーの進化が加速すれば、僕たちが学生時代に身に付けた知識やノウハウが遅かれ早かれ陳腐化するのは確実です。

しかも、僕たちの寿命はどんどん伸びて100年を超えるのもすぐでしょう。

となると、僕たちは長い人生の中で、何度も自分自身が変化する必要が出てきます。

変化するためには、新しい知識やノウハウを学び直す必要があります。

つまり、長い勤労期間の中で、何度も「学ぶステージ」が出現するのです。

  • 学ぶステージ1
  • 働くステージ1
  • 学ぶステージ2
  • 働くステージ2
  • 学ぶステージ3
  • 働くステージ3
  • 老後を楽しむステージ

学ぶことを拒否すれば、市場からは価値のない人材だとみなされて仕事がなくなるでしょう。

そのため、僕たちに残された道は、『常に学び続け、自分自身を進化させる人生』を受け入れることです。

トライアンドエラーを短期間で繰り返す

学び続けるといっても、将来性のない仕事や職種に必要な知識を勉強しても意味がありません。

例えば、自動運転が実用化されるのが分かっているのに、今さら自動車の運転免許を取りに行っても意味がないわけです。

そのため、『何を勉強するか』をしっかりと見極めることが大事です。

ただ、ぶっちゃけ今後確実に成長する分野を予測するのは難しいです。

例えば今後ますます高齢者が増えて、医師不足が予想されています。

ただ、病気の診断を全てAIが行うようになれば診断と投薬指導が主な仕事である街のクリニックは不要になります。

高度な外科手術にしても、今後はロボットが全て行うことも考えられます。

そう考えると、今後は医師を目指すよりもAIを開発する側のプログラマーを目指したほうが良さそうに見えます。

ただ、プログラマーの仕事が今後確実に存在するとは限りません。

既に『プログラムの自動化』が現実のものになっています。

例えば、僕が書いているブログ(webサイト)が良い例です。

今まで、webサイトも含むあらゆるシステムはプログラマーがコードを書いて作られてきました。

webサイトであれば、HTMLやJavaスクリプトというコンピューター言語を人間が覚えて、手動でコードを書く必要がありました。

それが、今ではワードプレスのようなデザインツールが進化したおかげで、まったくプログラミングの知識がなくても僕のようにwebサイトを作ることが簡単にできるようになりました。

このような『プログラムの自動化』が様々な分野で進行しています。

そのうち、プログラミング知識がまったくなくても高度なシステムを作り上げることができるようになるでしょう。

更にAI自身が物凄い勢いで進化していきます。

ディープラーニングといって、人間が指示を出さなくてもAIが自動的に様々な事象やパターンを学習して進化し続ける仕組みが現実のものになりつつあります。

例えば、自動運転技術でもディープラーニングが活用されています。

AIが膨大な走行実験データを分析して、停止標識を認識したり、電柱と人間を区別したりする精度を自ら向上させています。

つまり、今までのように人間が識別するパターンをプログラミングする必要がないわけです。

そうなると、プログラミングスキル自体が陳腐化する可能性も十分にありえます。

ポイントは、どんな領域も絶対に成長し続ける保証はないということです。

そうであれば、僕たちが取るべき戦略はトライアンドエラーを短期間で繰り返すことです。

とりあえず芽がありそうな技術やノウハウがあれば、学習してみる。

そして、見切り発車で良いから、その技術やノウハウを実際に使って仕事をしてみる。

実際に仕事をしてみると、その技術やノウハウに成長性があるかどうかは分かってきます。

そして、一番重要なことですが、その技術やノウハウでどの程度稼げるのかどうかも体感できます。

そして、筋が良さそうだなと思えば、より多くの時間とお金を投資してその技術やノウハウを本格的に学びます。

一方で、将来性がなさそうだなと思えば、早々に見切りをつけて違う分野の技術やノウハウを勉強したほうが良いでしょう。

このように短期間でトライアンドエラーを繰り返しながら、自分の時間とお金を投資すべき対象を見定めていくことが有用だと思います。

一番やってはいけないことは、長い時間をかけて一つの専門家になることです。

その代表例が資格取得に走るケースです。

苦労して、資格を取得したとしても、その資格で一生食えるとは限りません。

超難関資格の一つである司法試験ですら、資格を取っても食えない弁護士が沢山いる世の中です。

それよりは、半年~1年くらいで短期間でサクッと学べて、すぐに実践できる技術・ノウハウを選ぶことをオススメします。

将来稼ぐための副業と、今の生活費を稼ぐための本業の両方を持つ

このように将来稼げそうな技術やノウハウがあれば、早いうちに自分の時間とお金を投資して、学び始めることが大事です。

ただ、いくら将来性があるからといって、いきなり今の仕事をやめて勉強に専念することはできませんよね。

毎日の生活費を稼がないといけないですから。

そのため、多くの人が取るべきアプローチは、今の本業を継続しながら、将来のための先行投資を行うことだと思います。

僕のオススメは将来稼げそうな仕事、もしくは将来やりたい仕事を副業として始めてしまうことです。

先ほど申し上げたとおり、新しい技術やノウハウを学んだだけでは、それらでどのくらい稼げるのかわかりません。

そのため、短期間で新しい技術やノウハウを学んだら、さっさと副業で実践しちゃうのが良いと思います。

副業だったら、万が一失敗しても生活に困ることはありませんよね。

逆に言うと、副業のうちにその仕事や事業の将来性をしっかりと理解しておくべきです。

そして、副業が大きく育ってきたら、それを本業にレベルアップすれば良いのです。

そしてまた、将来のために全然別の副業を始めるのです。

この副業→本業のサイクルを繰り返していくことが今後の生存戦略のキモになると思います。

副業と本業の役割の違いは次の通りです。

副業 将来のための先行投資/トライアル。
本業 今の生活費を稼ぐための手段

大事なポイントは、副業には将来本業に育つ可能性のある仕事・事業を選ぶということです。

将来、居酒屋のオーナーになるために飲食店でバイトするのは良いですが、単にお金を稼ぐ目的のためだけにバイトするのは意味がありません。

あくまで将来の本業にステップアップさせることを見据えて副業を選択することが大事です。

僕の場合は、副業として行っている不動産投資を将来的には本業にステップアップさせる予定です。

具体的に言うと、新築の企画・建築を行う不動産開発事業や外国人観光客をターゲットとした民泊(旅館業)を専門領域としていきたいと考えています。

そのために、現在、土地から仕入れた新築アパートの建築にチャレンジしたり、様々な民泊ホストの方と交流を持ってノウハウを蓄積しています。

皆様も、将来の布石になるような副業を探してみてくださいね。

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