こんにちはJOJOです! さて、前回のつづきです。
城南エリアに特化した不動産会社は僕が独身の頃住んでいた東急池上線某駅にありました。
ちょうど、そのあたりで家を購入したいと思っていたので、ぴったりだと思いました! 直感的に、ひょっとしてこの不動産会社から素敵な家を購入できるのではないかと感じました。その直感は正しく、結果的に僕はこの不動産会社で今住んでいる家を購入することができたのです!
茶髪の営業マンとの出会い
さて、早速不動産会社を訪問しました。
受付を済ませると、茶髪のハンサム営業マンが挨拶にやってきた。
茶髪の営業マンにちょっとびっくりしたけど、とても物腰が柔らかく好感が持てた。ひょっとして茶髪にしているのは、そのほうが女性受けが良いからかもしれない。なぜなら、家の購入を決めるのは何と言っても奥さんだからだ。
家の希望条件
僕たちは希望の条件を聞かれたので、次の条件を挙げた。
- 職場である大崎駅から自転車通勤できる
- 閑静な住宅街
- 予算は6,000万円
実は、僕が大学生の頃、鉄道の線路脇のマンションに住んでいたことがある。今なら絶対に住まないのだけど、その頃のお金がなかった僕にとっては、少しでも安い家賃というのは魅力的だったのだ。
僕が静かな住宅地にこだわる理由
そのマンションでは、毎朝5時くらいから電車の音が鳴り響いた。
それでも当時遊んでばかりの大学生だった僕は、あまり気にしてなかった。
別に早起きする必要も特になかったし、寝たいだけ眠ることができたから。
ただ、その事情が変わったのが大学4回生の時。そう、就職活動を始めた時だった。
就職活動は朝早くから始まる。とは言っても朝10時から面接が始まる程度なんだけど、昼間で眠る昼夜逆転の生活を続けていた僕にとってはキツかった。
翌日面接に遅れないようにと気を張っていると、なかなか眠れない。
眠れずに朝を迎えると5時から電車が走り始め、ゴーッと言う音が僕の部屋を覆い始める。そんな時にはきまって絶望的な気持ちになる。
学生の間は良いかもしれないが社会人になろうとしている就職活動生には線路脇はキツイ。騒音がどれだけ生活の質を落とすかが身にしみて理解できた。
それから僕の住宅に関する基準の中で、駅から遠くても良いから静かなトコロが第一条件になった。
幾つかの物件の紹介を受ける
だけど、大崎駅に近く、静かで、6,000万円という僕の希望は結構難しかったようだ。ハンサムな茶髪の営業マンは少し考えた後、幾つかの物件シートを持ってきてくれた。
後で分かったことだけど、この不動産会社の親会社は小さな建売業者。そのため、まずは自社の建売戸建を優先して勧めてくる傾向にあった。そのほうが利益率が良いから。
そのため、中古戸建の提案は無く、最初から主に新築用の土地の紹介を受けた。
いくつか紹介されたけど、やっぱりどれも僕たちには高すぎる。どれも土地+建物込で7,000万円を超えるものばかり。当初、家の購入予算は5,000万円から始めて、なんとか1,000万円増額して6,000万円にアップしたのだけど、それでも足りない。やっぱり城南エリアは僕たちのような普通のサラリーマン家庭が家を持つ場所ではないのかもしれない。
ただ、その中でも2つ6,000万円台の物件があった。少し土地は狭いが三階建てが立つらしい。僕たちは藁にもすがるおもいで、その2つの土地を見学することにした。