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いよいよ戸建用の土地を購入! 初めての不動産購入物語10

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こんにちはJOJOです! さて、前回のつづきです。

前回訪問した不動産会社の営業マンから城南エリアでは比較的低価格な6,000円台の戸建を2つ紹介してもらうことになった。

東急目黒線の物件を見学 駅からは良いのだけど交通量が多い

まずは、世田谷区に立地する東急目黒線某駅の土地を見に行きました。

徒歩10分と駅からも近い。良さそうな立地だ。

営業マンの車に乗せてもらって現地に到着。既に、土地の上に建物が建設中だった。土地は約50㎡くらい。木造で3階建てだった。間取りは3LDKとれるという。

車の中から現地を見ていたのだけど、前面道路が大きな公道。交通量はかなり多い。交通量が多いということは、それだけ騒音もあるということ。

前にも書いたけど、僕は騒音には敏感だ。大学生時代に線路脇のマンションに住んで騒音に悩まされた記憶がよみがえる。

しかも、道路に面している隣の戸建を見てみると排気ガスで外壁がくすんでいた。相当な交通量だろう。しかも、道路幅が大きいため、トラック等の大型車が多く通行していた。

駅からの距離はちょうど良いのだけど、やっぱり騒音が気になるのは避けたい。残念だけど、パスすることにした。

二つ目の物件を見学 文句なしの住宅地だが値段が高い

二つ目は品川区に立地する同じく東急目黒線某駅の物件だった。こちらは前の物件と違い、一種低層エリア。一種低層ならば住宅街に間違いないだろう。僕の期待も高まる。

しかも、一種低層エリアだけど、建蔽率60%、容積率150%と土地の基準が緩いため、1階を半分地下にすれば3階建てが立つという。

さっそく営業マンの車で現地に向かう。

現地はまだ更地の状態だったけど、十分に静かな住宅街であることは瞬時に理解できた。

更に住宅地の付近は車の抜け道にならないように一方通行の道ばかり。中原街道の近くなので、一方通行を張り巡らせないと、すぐに抜け道となって交通量が激増してしまう。この工夫はナイスだ。

おまけに車のスピードが出ないように道路表面がわざと凸凹している。車のスピードが出ないのは、小さな子どもがいる家庭には安心だ。立地条件面では文句なしだ。

ただし、問題は価格だった。土地と建物を全て入れると値段が6,000万円後半。予算を頑張って5,000万円に上げた僕たちにとって、まだまだ高すぎる。

「とても気に入ったが、残念ながら値段が高いから見送りたい」と営業マンに伝えてその日は泣き別れた。

営業マンからの一報で全てが動き出した

その後も僕たちは週末を利用して更にいくつかの物件を見てまわった。でも、残念ながら僕たちの希望に見合うスペックの物件は見つからなかった。そうして1ヶ月程度が過ぎた。

貴重な毎週末を物件を探すのに費やすのに僕も奥さんも疲弊してきて、しばらく賃貸住まいでも良いかなと考え始めていた。家探しって本当に時間がかかると実感。

そんな折、仕事中に不動産会社から着信あり。

どうやら先日見た2件目の物件の値段が300万円下がったらしい。

僕は直感的に「買える!、買いたい!」と思った。たった300万円値下がりしただけだけど、僕たちの心理ハードルを下げるには十分な額だった。

速攻で不動産屋を経営する義理の父に相談!

それからの動きが我ながら早かったと思う。連絡があった日の晩、会社から帰ると奥さんと子供と一緒に不動産会社を経営する妻の実家を訪問。

義理の父に物件のスペックを伝える。義理の父は、まだ高すぎるとは言っていたが、僕たちの情熱に促されて、次の週末に一緒に物件を見に行くことに承諾してくれた。

今でこそ1億円もする投資用不動産の売買契約を平気な顔でする僕たち夫婦だけど、その頃は不動産を購入するのが怖かった。だって、数千万円の買い物なんてしたことがなかったから。

そのため、不動産屋に騙されないように、念のためプロの目で見て欲しいと思った。

一家総出でもう一度物件を見学

その週末、僕たちは一家総出で物件を見に行った。

営業マンも僕たちが両親と一緒に来ていることから本気度を感じ取ったらしく、ひときわ丁寧に物件及び近隣住宅街の紹介をしてくれる。

聞くと4区画ある戸建用土地だったけど、300万円の値下げ決定からわずか1週間で1区画決まったらしい。決まったのは一番奥にある一番価格の安い区画(D)。残り3区画だ。

4区画は前面道路の手前から奥に順番に並んでいる。前面道路に一番多く隣接している手前の土地(A)が一番高く、一番奥(D)が一番安かった。

僕たちは最初、予算の制約上、売れ残っている中では一番安いC区画を購入しようとした。土地と建物込で6,200万円だ。それでも予算オーバーだ。

ただ、不動産屋のプロである義理の父の目から見て、Cはやめたほうがほうが良いとの指摘だった。

理由は、Cは奥まっており、車庫入れが難しいのと、公道からの距離が離れるからだった。

僕たちはCのほうが公道から離れており、その分静かで良いかなと思ったのだけど、土地の価値というのは公道からの距離で決まるらしい。

そうこう悩んでいる内に僕たちより30分早く来店していた家族がA区画を購入する意思を固めたらしい。残るはBとC。僕の心臓の鼓動が早くなる。

そんな時、義理の父が、差額の300万円は出すからBを買いなさいを背中を押してくれた。本当に有り難い一言だった。

その一言に救われた僕たちは勇気を出してB区画を購入することに決めた。

その後、不動産会社の事務所に行き、すぐに売買契約締結。その場で、用意していた手付金200万円をキャッシュで支払った。

B区画を購入できたことは本当に幸せだった

こうして、何とか人生で初めての不動産を購入することができた。結局この時購入した家に今でも住んでいる。住み始めてから既に10年近く経っているけど、本当に購入出来てよかった。今でもまったく何の不満もなく幸せに暮らしている。

住んでみて分かったのだけど、C区画をやめてB区画を購入して本当に良かったと感じた。

理由は、C区画はD区画に囲まれた奥まったところにあるため、閉塞感があり、日当たりも悪い。しかも、奥がD区画なので、車を駐車する時に細心の注意を払わないと、D区画の家の壁に激突しそうになる。相当な駐車テクが要求されそうだ。

現に、C区画に住んでいる隣の奥さんは駐車が怖いので車に乗るのをやめたようだ。

お世辞にも駐車が上手いとは言えない僕たち夫婦もC区画だったら車を手放していただろう。

やっぱり不動産のプロの言うことは正しい。しかも、土地の値段というのは正確に土地の価値を反映しているのだと感じた。

後から聞いた話だけど、僕たちが訪問した土日で、残りのC区画も完売したらしい。値下げからわずか1週間の出来事。

投資用だけでなく、一般向けの不動産も優良なものは本当に足が早いと実感。躊躇せずにその場で売買契約を締結して本当に良かったと思う。

こうして、念願の一軒家用の土地を購入することができた。

次は、建物だ。この土地は当初は建築条件付きのため、販売元である不動産会社兼建築会社に建物を発注するのが前提だった。

ただ、値下げのタイミングで建築条件が外れたらしい。そのため、僕たちは自分たちで好きな建築会社に発注することができる。

好きな建築会社を選ぶことができるなんて、ラッキーだなあと僕たち夫婦は喜んだ。

しかし、少し喜んだのもつかの間。その後、予算内で建てられる家が無いという問題に直面することになる。その話は次の機会に譲りたい。

つづく

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