こんにちはJOJOです!
相変わらず不動産高いですね
特に、僕の住んでいる東京の不動産はものすごく高いです
その不動産価格の高騰を分かりやすく示してくれるものがあります
それが、オープンハウスの広告です
オープンハウスとは
東京都にお住まいの方なら、オープンハウスは聞いたことがあるでしょう
テレビでも盛んに織田裕二をメインキャラクターにしたCMが流れていますしね
オープンハウスは最近、急成長している建売住宅メーカーです
販売エリアを東京都内、特に23区内に絞り、大量に土地を仕入れ、大量に販売する方式のパワービルダーです
土地を一番高い価格でドンドン買っていくため、不動産業者の中には土地のコンペにオープンハウスが参加するのを嫌がっているところも多いです
高値でドンドンと土地を仕入れる
そして、薄利多売でドンドンと販売し、在庫の回転率を上げ、トータルとして利益を上げる戦略です
そんなオープンハウスのバナー広告が最近変わりました
変わったのはキャッチコピー
オープンハウスの広告ターゲットが変わり始めた
- 1年ほど前までのコピー
東京に、家を持とう。
年収五百万円で買える
東京都内の一戸建て
OPEN HOUSE
- ここ最近のコピー
世帯年収1000万円-1500万円の皆様へ
東京に、家を持とう
OPEN HOUSE
一年前の広告のメインターゲットは年収500万円の平均的なサラリーマン
そんな平均的なサラリーマンでも東京で一戸建てが購入できることをアピールしながら、比較的低価格帯の戸建を分譲していました
ただ、最近広告のターゲットが変わってきました
以前の年収500万円くらいの平均サラリーマンから、世帯年収1,000万円-1,500万円の高所得サラリーマンに狙いを変えています
この背景には、東京都内の土地の価格が大幅に上昇していることがあります
これに追い打ちをかけるように、東京オリンピックの影響で建築費も高止まりしています
東京都内、特に23区で一戸建てを販売しようとするとどうしても6,000万円以上になってきてしまいます
城南エリアですと、8,000万円以上する分譲戸建も普通にあります
そのため、ターゲットを高所得者層に変更せざるを得なくなっているのです
世帯年収1,000万円の家庭は共働き
実際に、現在東京23区で一戸建てを購入できる層のほとんどが世帯年収1,000万円以上なのでしょう
確かに僕の周りを見渡しても、23区内に戸建を購入している人のほとんどは夫婦共働き
中には旦那さんの職業が医者で旦那さん一人の給料で購入している人もいます
ただ、これは例外ですね
サラリーマンの給与は年に2%程度しか上昇していないので、世帯年収1,000円以上を稼ぎだすためには夫婦共働きが前提となります
これって、大きな変化なんですよね
今までは夫がサラリーマンで妻が専業主婦の組み合わせでも家が買えていたのが、不動産価格上昇により、夫婦共働きの家庭しか23区に家を購入できないようになってしまったということ
もちろん、夫婦そろって住宅ローンを組むことになります
夫婦共働きを前提に家を買うのは危険
僕は夫婦共働きを前提に高額な家を購入するのはリスクが高いと思います
子育ては予想以上に手がかかります
子どもが不登校になって、どちらか一方が働けなくなるかもしれない
親の介護が必要になったりしても共働きは継続できなくなるでしょう
ローンの支払いは30年以上継続するが、本当にその長期間、ずーっと共働きを継続できるのでしょうか?
不動産価格が高騰して、本当に僕たちは幸せになったのだろうか
共働き前提でしか家が購入できない現状の不動産市況には違和感を感じます
夫婦二人とも必死になって働いても、稼ぎのほとんどを住宅ローンに費やさなければならない生活は豊かな生活でしょうか?
アベノミクスの結果、消費者物価はほとんど上がらず、不動産と株式だけが上昇しています
女性の社会進出が強調され、夫婦共働きも推奨されています
でも、二人共フルタイムで働きながら子育てをするのはとても大変です
ひと昔前は「サザエさん」や「ドラえもん」の「のび太」の家庭のように奥さんが専業主婦で、戸建に住むというのが当たり前だった
シングルインカムでもそれなりに豊かな生活ができた。
夫婦共働きで、無理して高いローンを組んで、一生働き続けなければならない今のほうが大変だなと思う
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