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市場の歪みを利用することこそが、投資の極意

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こんにちはJOJOです! 子供たちと夏休みを過ごしているうちに、いつのまにかドルが109円台に入りましたね。

つい1年ほど前まで、120円前後だったことを考えるとずいぶん円高が進んだものだと感じます。

ドル120円前後だった時は、海外の収益不動産へ投資する人が多くいました。これだけ円高が進むと多くの海外物件が値下がりしているでしょう。当時海外投資に乗り出した人たちは、結構ツライと思う。

株式市場の歪み

一方で、株式市場は円高になると逆に下がる傾向にあります。

理由は、円高になると日本を代表とする輸出産業である自動車や電機メーカーの業績が悪くなると言われているからです。輸出する時の値段が上がってしまうので、外国でモノが売れなくなってしまうのですね。

こういう理由で、日経平均がだいたい下がります。

でも、意外かもしれないですが、日本はGDPの8割を内需が占める、立派な内需大国なんです。実は輸出は2割しかない。

圧倒的多数の国内産業は円高のほうが、メリットを享受できる。これは不動産投資にとっても同じ。円高になれば、輸入価格が下がるので、建築資材の価格も下がる。すると建物の値段も下がることになる。現在のように建物価格が高いと、投資としては成り立ちませんよね。

それなのに、円高になると日経平均株が下がるのはちょっと不自然ですね。だって、8割は国内産業なんだから、円高になると調子が良くなるはず。

この不自然な動きは日経平均の採用銘柄が輸出企業に偏って構成されていることが要因。そして、日経平均に採用してもらうように輸出企業は沢山のアピール活動や政治献金を行っている。そして、あたかも自分たちが日本経済の代表であるかのような錯覚を起こさせている。

そのため、日経平均が日本全体の経済を代表していると思い込むと、ミスリーディングとなる可能性が高いです。

第一、大手輸出メーカーは既に海外に生産を移転し、従業員構成も海外比率が高い。そのため、むしろ円高のほうが利益がでる傾向になっている。

そのため、円高になった時には一時的に株式市場には悲観的なムードが漂うが、実はメリットを受ける企業も多い。そのため、歪みが生じることになる。そして、この歪みを利用して、積極的に内需企業の株を購入できる投資家が最終的に勝つことが出来ると思います。

不動産投資でも歪みを活用しよう

このように、世の中、真実が広まるのではなく、「都合の良い事実」が広まることが多いです。そして、そこには必ず歪みが生じます。

その歪みをしっかりと見つけて、投資のチャンスとして活用していく。世間一般の常識を疑うことが、投資家の必須要件だと思います。

大家業は自己責任です。常に世の中の真実を見極める目を養っていきたいと思います。

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