皆さんは何のために不動産投資を行いますか?
僕の答えは『不動産投資を行うことで、人生の幸福度がアップするから』です。
もちろん投資ですからお金を稼ぐことも目的の一つです。
ただ、不動産投資はお金以外のたくさんのメリットをもたらしてくれます。
特に自分自身が会社員である場合、その恩恵はとても大きいものになります。
不動産投資が会社員の人生そのものを豊かにしてくれるといっても過言ではないと思います。
今回は、会社員が不動産投資を行うことがなぜ、その人の幸せにつながるのかを説明します。
- 会社員が不動産投資を行うことで、どんなメリットが得られるのか知りたい方
- お金を稼ぐこと以外の不動産投資の魅力を知りたい方
- なぜJOJOが不動産投資に夢中になっているのか知りたい方
会社に依存しなくても生きていける強さが身につく
会社員としていくら高い給料を得ていても、その給料が定年まで保障されるとは限りません。
自分が従事している事業が売却されたり、廃止されることもあります。
最悪の場合は会社が倒産することだってあります。
会社員の給料で食べているかぎり、会社に自分の運命を握られていることと同じことです。
そういう意味では、会社からもらう給料は非常に頼りないものです。
コロナが流行することによって、飲食店や旅行業といった一部の業種は壊滅的な打撃を受けました。
今回は特定の業種だけがダメージを受けましたが、どの業種であってもこのように何かの拍子によって壊滅的な打撃を受ける可能性はあります。
もはやどんな大企業に勤めていても一生安泰だと考える人はいないでしょう。
一方で、不動産投資を通して得た家賃収入は、正真正銘、自分の力だけで稼いだお金です。
自分のお金を投資して、自分の力で不動産投資というビジネスを作り上げ、そこから収入を得ているのです。
会社に依存せずにお金を稼ぐ仕組みを自分で構築したことになります。これって凄いことだと思いませんか?
会社員のほとんどが、人に雇われる対価として得られる給料以外の収入を手にすることなく一生を終えます。
みなさんが会社員であれば、自分の周りの同僚や上司に聞いてみてください。会社からもらう給料以外に収入を得ている人はおそらくほとんどいないでしょう。
これだけ不動産投資の知名度が上がり、色んなメディアで露出されるようになっても、不動産投資を実際に行っている会社員は全体の1%もいません。
それだけ、自分でリスクを負ってビジネスを始めることは心理的ハードルが高いのです。
万が一会社に何かあっても、自分でお金を稼ぐ仕組みを作り出せる力があれば、生き抜いていくことができます。
これは今後不透明な世の中を生き残る上で圧倒的な自信をもたらしてくれます。
僕は今でも初めて家賃収入が銀行に振り込まれた日のことを覚えています。
僕が最初に購入したのは6000万円の中古アパートでした。月々の家賃収入は40万円ほど。
借金を返済すると約半分の20万円が手元に残ります。
月に20万円あれば、家族4人で最低限の生活を送ることができます。
『万が一会社に何が起きても、僕は自分や家族の生活を守ることができる』
このように思って、心底安堵(あんど)したことをおぼえています。
それまでは、『僕は本当に家族を養っていくことができるのだろうか?』と常に不安でした。
僕の世代はリーマンショックを経験しています。
リーマンショック後に会社が次々と事業を縮小し、たくさんの先輩たちがリストラに追い込まれていきました。
僕がいた部署では、約半分の人が社内の他の部署に配置転換されたり、リストラされました。
そんな先輩たちの姿をみていて、『会社員は安定した身分じゃない。自分で稼げる力を身につけておかないと大変なことになる』と感じていました。
家賃収入を得ることができるようになって、そのような将来に対する不安が徐々に薄れてきました。
そして、キャッシュフローが会社員の給料を超える規模になって、不安から完全に逃れることができました。
このように将来の不安から逃れることができるのは、不動産投資の最大のメリットだと思います。
会社の仕事を楽しめるようになる
不動産投資の最終的な目標として、FIREを目指している人も多いと思います。
実際に僕の周りでも不動産投資でFIREしている人はたくさんいます。
ただ、僕は不動産投資を行う人全員がFIREを目指す必要はないのではないかと思います。
たしかに、会社の給料だけに依存している人生は頼りなく、窮屈なものです。
勤務している会社をクビになったら生きていけないと思うと、会社員の仕事を楽しむ心の余裕はなくなります。
しかし、不動産投資という後ろ盾があれば、会社員の仕事を楽しむ余裕も生まれてきます。
少し給料が下がるとしても、自分の好きな仕事に転職することも可能です。
また、今の職場でも新規事業のように失敗するリスクの高い仕事にも挑戦する余裕が生まれます。
仮に新規事業が失敗して給料が下がっても、不動産投資の収入があれば生活を守ることができますからね。
実際に僕は不動産投資を初めてからのほうが、会社の仕事を楽しむことができるようになりました。
それまでは会社の仕事を楽しむ余裕はありませんでした。成果を出し続けないといけないというプレッシャーを常に背中に感じながら仕事をしていました。
一方で不動産投資を始めてからは、『いざとなったら会社辞めても生きていける。やれるだけやってみよう』という気持ちで仕事に取り組んでいます。
不思議なもので、心に余裕があるとあんなに嫌だった仕事も楽しく思えるようになります。
僕の仕事は海外マーケティングなので、基本的に仕事は英語で行います。
海外出張も頻繁にいきます。このようにいうと英語が得意なように思えるかもしれませんが、実は英語は今でも苦手です。
仕事で使うために、仕方なく英語を勉強していました。
ところが、『いつでも辞めれる』と思えると、『英語で仕事をするのも会社にいる間しか経験できないことだな』と発想の転換ができるようになりました。
また、会社のお金で世界中の国々を訪問できるのもある意味貴重な経験だなと(長時間のフライトはそれでも嫌ですけど)。
また、僕自身部下のマネジメントにはあまり興味が持てませんでした。
僕の性格はどちらかというと一匹狼気質で、群れるのが好きではありません。
一人で好き勝手仕事をする方が気楽です。
不動産投資を目指す人には僕のようなタイプも多いんじゃないでしょうか。
ただ、不動産投資を行ってからは、マネジメントの仕事も楽しめるようになりました。
不動産投資では、たくさんの人達の協力を得て、自分のチームを作る必要があります。
管理会社、工務店、リフォーム業者、電気屋、水道業者、銀行、税理士などを味方につける必要があります。
彼らは部下ではありませんが、自分のチームの一員です。
彼らとスムーズに仕事をするためには自分自身にマネジメント力は必須です。
そのようなマネジメント力を仕事を通じて学ぶことができると考えたら、今の仕事へのモチベーションがわいてきました。
仕事ではたしかに扱いにくい部下もいます。
ただ、彼らのモチベーションを上手に上げて、仕事で成果をだしてもらうように働きかけるスキルは、不動産投資でも役に立ちます。
特に職人さんとかは気難しい人も多いので、難しい顧客や部下とのコミュニケーション経験が活きてきます。
不動産投資を行うことで、会社の仕事が楽しくなるなんて夢にも思ってなかったので、自分でもかなり驚きでした。
このように心の余裕があれば、たいていの仕事も楽しめるようになるものです。
僕は会社員を続けるつもりの人であっても、不動産投資を行うべきだと考えています。
いざとなったら会社に依存しなくても生きる強さと自信が持てれば、リスクを取って新しい仕事にも挑戦できますし、自分の意見を正々堂々と言うこともできるようになります。
不動産投資を行うことで、会社の仕事が楽しくなるというのも大きなメリットだと実感しています。
会社以外の豊富な人脈が形成できる
会社員になると、どうしても会社の上司や同僚とのコミュニケーションがメインになってしまいますよね。
飲みに行く相手は同じ会社の仲間ばかりという人も少なくないと思います。
大人になってから気の合う友達を探すというのは意外と難しいものです。
その点、不動産投資をしていると、不動産という共通の趣味で盛り上がることのできる仲間ができます。
不動産投資を目指す人というのは性格や価値観が似ています。
独立・自立志向が強く、行動力がある人が多いです。
また億単位の借金を平気で抱えることのできる胆力も持ち合わせてますね。
僕も仲良くしている不動産投資仲間とは定期的に飲み会を開催していますが、飲み会はめちゃくちゃ盛り上がります。
みんな不動産が大好きでこの世界に入ってきている人ばかりなので、話題が尽きるということがありません。
夕方から飲み始めて、気がついたら深夜0時を回っていたなんてことも珍しくありません。
また、副業で不動産投資を行っている人も多いため、自然と異業種交流ができてしまいます。
僕の不動産投資仲間でも、研究職、植木職人、大工、銀行員、医者、弁護士、税理士、建築士、大企業の役員、公務員と幅広い業種の人たちがいます。
たまに不動産投資以外の話もしますが、皆さん本業では全然別の知見をもっているので大変刺激になります。
あと、不動産投資仲間でない一般の方と交流する時も、自分自身に不動産の知識があると一躍ヒーローになれます。
生きている限り不動産と縁のない生活をしている人はいません。
何らかの形で不動産に関わって生きています。
そのため、不動産と関係ないコミュニティで不動産の話をすると、その場にいる人達から質問攻めに合うことも珍しくありません。
例えば僕は中小企業診断士のコミュニティにも参加していますが、不動産ネタを話し出すとみんな本業の経営コンサルの話はそっちのけで、不動産投資について聞きたがります。
ニュースや本で不動産投資のことを知っている人は多いですが、実際に実践している人に会うことはめったにありません。そのため、ここぞとばかりに質問されます^^;
それだけ世の中には不動産や不動産投資に興味・関心がある人が多いということです。
なので、不動産に詳しくなると、飲み会で人気者になって、周りがチヤホヤしてくれます。
ちなみに内緒ですが、キャバクラやスナックに行っても不動産ネタは大人気です(^^)
まとめ
最初は誰しも『お金を稼ぎたい』という思いから不動産投資を始めます。
ただ、不動産投資を続けていくうちに、お金を稼ぐという行為自体よりも、不動産投資自体が趣味になってきます。
そして、その趣味を通じて大勢の仲間ができて、人生そのものが楽しくなってきます。
僕は不動産投資を始めたことによって、確実に人生の幅が広がりました。
会社員の生活に閉塞感を感じている方には、不動産投資オススメです。
きっと新しい世界が開けると思います。
収支計算ツールのご紹介
不動産投資で最も大切なことは『儲かる』物件を購入することです。
ただ、物件の利回りや価格だけを見ていても、本当に儲かる物件かどうかは判別できません。
例えば一見、立地が良くて、価格も手頃なので儲かりそうに見えたけど、実際に購入した後に運営経費や税金を考慮すると手残りキャッシュフローが赤字になってしまう物件もあります。
ぶっちゃけネットで検索すると収益不動産は山のように出てきますが、残念ながらほとんどの物件は儲かりません。
儲かる物件かどうかを判別するためには、自分自身で収支シミュレーションを行い、税金を支払った後に残るキャッシュフローの金額を正確に把握する必要があります。
ただ、初心者の方にとって賃貸経営において必要な運営経費を漏れなく計上するのはハードルが高いです。
また日本の税制は複雑なので、収益不動産を購入することによってどれだけ税金が増えるのかを計算するのは至難の技です。
そのため、税金を考慮せずに収益不動産を購入した結果、想像以上の税金を支払うハメになり期待していたキャッシュフローが得られないことも多々あります。
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