こんにちはJOJOです! さて、前回のつづきです。
僕たちが最初に検討したのは中古マンション。
理由は簡単で、中古マンションであれば安く購入でき、運が良ければ掘り出し物にも出会えると考えたから。当時僕たち夫婦はまだ若造で、所得も限られていた。そのため、自然な流れで中古マンションから探し始めました。
当時住んでいたアパートは北区の荒川沿いでしたが、職場は品川区でした。毎日埼京線で通勤していたのですが、埼京線の通勤ラッシュってマジヤバイっす。どのくらいヤバイかというと、女性くらいだと周りの乗客に挟まれて宙に浮くくらい。お年寄りや子どもが乗ったら、圧迫死してしまうんじゃないかと思えるくらい。
そんな通勤を少しでも和らげるためにもう少し職場に近いところが良いと思いました。そのため、最初は池袋近辺から探し始めました。
インターネットで良さそうな物件発見!
インターネットで中古マンションを検索して見ると、複数良さそうな物件が出てきた。
とりあえず、僕と妻は幼い長男をベビーカーに乗せて内見に行ってみた。
最初に見に行ったのは要町駅徒歩5分の中古マンション(3LDK、75㎡、築7年、2008年当時)。
売り出し価格は4500万円だったと思う。不動産価格が高騰している今から考えると、安いな―って思う。今だったら同じスペックのマンションは6000万円くらいするんじゃないかな。こう考えると、東京の不動産は確実に値上がりしてるね。
さて、話を戻します。
売主はまだ居住中とのこと。仲介業者に案内されながら、売主に少し遠慮しながら部屋を見せてもらう。
第一印象は、「暗い!」だった。
当時荒川沿いの日当たり120%のアパートに住んでいたせいもあるけど、隣地にも高層マンションが経っているマンションの部屋は想像以上に暗い印象だった。リビングは日が当たるんだけど、それ以外の部屋はほとんど陽が入らない。マンションだったら当たり前なのかもしれないけど。
正直、立地は良かったのですが、あまりの暗さに妻と僕は一気に気がめいり、その物件はパスすることにしました。
中古マンションの厳しい現実に気がつく
その後も、インターネットで検索し、内見を繰り返しました。期待を胸に内見するが、がっかりすることが多かった。こうして5件ほど物件を見てから、僕たち夫婦は次の事実に気が付いた。
- 売りに出ている中古マンションには魅力的な間取りは少ない
(日当たりの良い角部屋を望んでいたが、そもそも角部屋で売りに出されているのは少ない) - 築年数が浅い物件は、中古といっても高い
(新築からそんなに値段が下がっていない。だったら新築買うよ)
当たり前のことだが、売りに出されるマンションは、売却されるだけの理由があります。
満足している売主が売りに出すよりも、何らかの不満足な理由があって売却されるマンションのほうが多い。
日当たりが悪い、駅から遠い、騒音・・・いろんな理由があるとは思うけど、居住者にとって都合の良くない理由があるから売りに出されるのだ。
仮に駅近、築浅、角部屋といった申し分のない立地の中古マンションがあっても(そもそも売りに出ている数はものすごく少ない)、人気があるため物件の価格が高いし、すぐに売れてしまう。第一本当に人気のある物件はネットに掲載される前に裏で買われてしまう。
カラクリとしては、売却を依頼された不動産会社は自分で買い主を見つけ出そうとするから。そうすれば売主、買主両方から仲介手数料をもらうことができる。これを両手取引といいます。
そのため、優良物件の場合、不動産会社はネットで公開しません。ネットで公開すると、他の不動産会社が買い手を見つけてしまうリスクがあるからです。
じゃあ、どうするかというと、自分の顧客にまずは一通り声をかけるのです。そして、自分の顧客に売れなかった売れ残りを仕方なく、ネットに掲載するのです。
そのため、ネットには売れ残りしか掲載されていません。
新築マンションへ方向転換!
中古マンションのほうが新築より条件の良いものが安く買えるだろうと考えていたが、僕たちの考えは甘かった。このように厳しい現実を目の当たりにした僕たちは方向転換することにした。新築マンションへと狙いを定めたのです。
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